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【2022年最新】おすすめRPAツール13選を費用・操作性・対応業務から徹底比較!

近年注目を浴びているRPAですが、種類が多すぎて何が良いのかわからない!という方も多いでしょう。本記事では13個のRPAツールを徹底比較し、ツールを選ぶ時のポイントをまとめています!

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目次

RPAとは

RPAは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略称で、ソフトウェアロボットを用いてホワイトカラーの仕事を効率化する業務自動化技術、またはそのための業務自動化ツールやソフトウェアロボットそのものを指します。比較的新しい言葉で、「AI」と「人工知能」のように対応する日本語はありません。

ただしロボットと言ってもいわゆる人型のものではなく、PCやサーバー内で動くソフトウェアのことをいいます。このソフトウェア化されたロボットのことを「デジタルレイバー(Digital labor)」と呼ぶことがあります。

18世紀後半の産業革命以降、職人(ブルーカラー)が手作業で行っていた業務の機械化で生産性が向上してきたように、現代ではホワイトカラーの業務をRPAで自動化することにより、更なる生産性の向上が進んでいます。

なおRPAはExcelマクロと同じと思われがちですが、これらの間には明確な違いがあります。ExcelマクロはMicrosoft社のアプリケーションにしか対応していませんが、RPAはほとんど全てのアプリケーションに対応することができます。またExcelマクロの開発にはVBA(Visual Basic for Applications)というプログラミング言語が必要ですが、RPAのロボット開発はドラッグ&ドロップで直感的に行うことができるのも特徴です。

RPAについて詳しくはこちら

RPAツールの2つの分類

RPAと一口に言っても、様々な種類が存在します。それぞれどのようなメリット・デメリットを持つのでしょうか。

RPAの種類① スタンドアロン型(デスクトップ型)

スタンドアロン型はコンピューター1台にロボットを1台インストールして使用します。業務を完全に自動化するだけでなく、スクリプト実行中に人間の操作を含めることができます。業務の負担を減らしたいという方におすすめです。

メリット

  • それぞれのPCにインストールすれば使えるので、初期投資費用が安価で済む
  • 部署や個人単位などの小規模な導入がしやすい

デメリット

  • 処理実行中はPCが占有され他の作業ができなくなる
  • 業務範囲が小規模で、大量のデータ処理には適さない
  • インストールしたPC内の作業しか連携ができないため、担当者間での共同管理が難しい

まとめるとスタンドアロン型は「手軽で小回りがきき、小規模で活用するのに適したタイプ」であると言えます。

RPAの種類② サーバーコントローラー型/クラウド型

サーバーにロボットをインストールして使用するRPAは、サーバーコントローラー型と呼ばれます。バックエンドで稼働するのが特徴です。業務を完全に自動化したい方におすすめです。

メリット

  • サーバー内で稼働するため、大規模な処理ができる
  • 社外連携やサービス連携など、横断的な業務に対応できる
  • 業務を完全に自動化できるため、人間が介在する必要がなくなる

デメリット

  • 初期投資費用が高額になる場合がある

すなわち、サーバーコントローラー型は「拡張しやすく、本格的に利用するのに適したタイプ」です。

クラウド型は、PCにロボットをインストールせずに使うRPAです。SaaS型とも呼ばれ、オンライン環境下で稼働します。

メリット

  • Web申込みをすればすぐに使える
  • ロボットを動かしながらPCを操作できる
  • 費用が比較的安価で済む
  • アップデートが自動的にインストールされる

デメリット

  • クラウド上の業務にしか対応していないケースがある

つまり、クラウド型は「手軽に始められ、導入後も面倒なことをしないで良いタイプ」と言えます。

RPAツールを選ぶ際のポイント4つ

RPAツールを比較する前に、注目するべきポイントをいくつかお伝えします。この視点に基づいてツールを選び、導入してから「思っていたのと違った…」とならないようにしましょう。

契約プラン・価格

RPAの種類やツールによって、契約プランや価格は大きく異なります。デスクトップ型は比較的安価で、開発・実行ライセンス1本あたり年間40万〜60万円程度であるのに対し、サーバーコントローラー型は年間100万円を超えるものがほとんどです。他にも、パソコンやサーバーなどRPA以外に必要なものを考慮した上でツールを選ぶと良いでしょう。

対応している業務や連携できるシステムの種類

RPAツールと主に自動化したい対象アプリケーション(例:自社で使っている業務システムなど)の相性を確認しましょう。RPAツール導入後に自社のアプリケーションの要素がうまく認識できないということが分かるケースもあるため、トライアル期間を利用してアプリケーションとの相性を確認しましょう。

操作性・メンテナンスのしやすさ

ツールを使う上で重要なのが操作性です。ロボットの作成にプログラミングコードが必要なものもあれば、ドラッグ&ドロップだけで操作ができるツールも存在します。情報システム部などプロ向けに作られているツール、現場のプログラミング未経験者向けに作られているツールによって操作性に違いがあるのできちんと確認しましょう。

作ったロボットのメンテナンスも侮れません。エラーが起きた場合のハンドリング処理が入れられる機能があるのか?アプリケーションに対する認識精度が高く、エラー自体が起きにくいのか?などメンテナンスの観点からも確認しましょう。

サポート範囲

RPAの導入やスクリプト作成に慣れていない場合は、開発支援・代行サービスが充実しているツールを選ぶと良いでしょう。Peaceful Morning株式会社でもRobo Runnerというサポートサービスを提供していますのでぜひご覧ください。

Robo Runnerについて詳しくはこちら

人気のRPAツール13種を4つの観点で徹底比較

それでは、数あるRPAツールの中でも人気の高い13種を先ほど紹介したRPAツールを選ぶポイントに従って比較してみましょう。ご自身に一番合うのはどのツールでしょうか。

まずは以下の表で書くツールの特徴を大まかに把握し、その後各ツールの紹介にて詳細をお確かめください。

ツール名

特徴

UiPath

世界3大RPAソフトの1つで「日経コンピュータ 顧客満足度調査」のRPAソフト/サービス部門で3年連続1位を獲得している。ドラッグ&ドロップで直感的に操作可能でありながらコーディングを加えて複雑な処理を行える。柔軟性が高くWindowsアプリやMicrosoft Officeの操作も安定して自動化出来る。

Power Automate for desktop

Microsoftが提供するRPAツール。Windows10ユーザーであれば追加費用なしで使用可能(一部有料プランあり)。Office製品やOutlook、OneDriveなどの他のMicrosoft社のサービスや製品との連携がシームレスに実現する。

WinActor

NTTグループのNTTアドバンステクノロジ株式会社が開発する純国産RPAツール。2022年4月時点で導入企業は7,000社を超えており、NTTデータの技術認定を受けたパートナー企業が日本全国に配置されておりサポートが充実している点が魅力。

BizRobo!

RPAテクノロジーズ株式会社の提供する BizRobo!は1つのライセンスあたりのインストール数に制限がないため、ライセンスコストを気にせずに開発者を増やしたい場合にも対応。導入障壁も低く、スモールスタートしやすい。

Blue Prism

高度な管理機能が評価されている海外発のRPAツール。ノーコードからプロコードまで用意されているため組織のリソースに合わせて開発を進めることが可能。

Automation Anywhere

クラウド・Webベースの海外発RPAツール。日本語対応済。無料で試すことの出来るCommunity Editionが用意されているため、導入前に対象業務との相性を確かめやすい。

BizteX cobit

国内初のクラウド型RPA。プログラミング知識がなくても容易に操作できるUIデザインは2018年にグッドデザイン賞を受賞しており、組織のITリテラシーに関係なく自動化に取り組むことができる。

SynchRoid

ソフトバンク株式会社の提供するRPAツール。社内での導入実績を元にユーザー目線で開発されており、直感的な操作が特徴。30日間の無料トライアルが用意されている。

Pega Robotic Process Automation

BPMツールも提供しているPega。プラットフォームのコア機能としてRPAとBPMの連携も可能でさまざまな角度からの業務効率化が実現できる。

ipaS

株式会社デリバリーコンサルティングが提供する国産RPAソリューション。デスクトップ型なので1台からスモールスタートすることができる。

Robo-Pat

中小企業にこそ活用してほしいRPA」というキャッチフレーズが特徴のRPAツール。その言葉の通り、無料サービスの充実1ヶ月から契約など心理面での導入障壁を下げる工夫が凝らされており安心して導入することができる。

Autoジョブ名人

2021年で最もユーザーに評価されたサービスを表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2022」にて「BPO/コンサル/RPA部門賞」を受賞した純国産のRPAツール。エラー通知などの管理機能が充実しているため稼働安定性が高く安心して業務を任せることができる。

Robotic Croud

Google chromeさえあれば即日使用開始できるクラウド型のRPAツール。無料トライアルや体験会を実施しているため使い勝手を確かめてからの本格導入が可能。

UiPath

引用: https://www.uipath.com/ja/ 

契約プラン・価格

UiPathは開発環境と実行ロボットの組み合わせによりライセンス形態が分かれているため、詳細について知りたい場合は問い合わせが必要です。ここではおよその目安をご紹介します。Studio、StudioXはRPA開発ツール、Attended RobotはRPA実行ツール、そしてAction CenterはRPA協働ツールです。StudioXはStudioに比べてより簡単に使用できる一方、機能が絞られます。

 

価格目安

製品構成

RPA開発者向け

Automation Developerライセンス

50万円〜80万円/年

Studio

StudioX

Attended Robot

Action Center

市民開発者向け

Citizen Developerライセンス

30万円〜50万円/年

StudioX

Attended Robot

Action Center

対応業務・連携システム

自動記録をはじめとする様々な機能が備わっています。また、Salesforce®︎などのビジネスアプリケーション・Office 365やAWSなどの基本的な外部システム・チャットボットシステムなど、1,000を超えるシステムやアプリケーションとの連携が可能です。

操作性・メンテナンス

ドラッグ&ドロップ操作のみで使えるツールも、プログラミングコードを併用してより高度な業務を自動化できるツールもあり、開発者のレベルに応じて使い分けることができます。

Orchestratorというロボット管理ツールを導入すれば、使用しているロボットが正しく業務を行っているか、エラーは生じていないかなどを確認することができます。複数のロボットやスクリプトを使う場合に導入すると良いでしょう。

サポート範囲

無料トライアルができる上、UiPathアカデミーという無料学習サービスの提供があります。またユーザーが多いため、情報交換ができるコミュニティも充実しており、初心者でも安心して始められるのが特徴です。

参考: https://www.uipath.com/ja/

UiPathについて詳しくはこちら

Power Automate for desktop

引用: https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-automate/desktop-flows/install 

契約プラン・価格

Windows10ユーザー向けの無料RPAツールです。一部有料プランもありますが、無料の範囲でも様々な業務に対応できるのが特徴です。

対応業務・連携システム

デスクトップレコーダーにより操作を記録し、そのままスクリプトを作成して自動化することができます。

操作性・メンテナンス

ドラッグ&ドロップでの操作が可能であり、エンジニア以外の方でも比較的簡単にロボットを構築することができます。

また、ログの一元管理機能(有料版のみ)を使えば、作成したロボットがきちんと稼働しているか・エラーは生じていないかなどを簡単に確認できます。

サポート範囲

Microsoft LearnドキュメントMicrosoft Power Automate Community(英語サイト)が用意されており、初心者でも気軽に始められるサポートが充実しています。

またPeaceful Morning株式会社が提供するeラーニング「Robo Runnerスクール」では、当社オリジナルテキストで学びながら現役エンジニアのサポートを受けることができます。Power Automate for desktopの基礎から応用まで無理なく学びたい方におすすめです。

Robo Runnerスクールについて詳しくはこちら

参考: https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/desktop/

Power Automate for desktopについて詳しくはこちら

WinActor

引用: https://winactor.biz/product/winactor_v7.html#a_env 

契約プラン・価格

 

フル機能版

実行版

管理実行版

ノードロック版(デスクトップ型)

998,800円/年(税込)

272,800円/年(税込)

なし

フローティングライセンス版(サーバーコントローラー型)

オープン価格

オープン価格

オープン価格

対応業務・連携システム

自動記録・自動操作、外部ファイルからのデータ取り込み・書き出しなどができます。Microsoft 365, Google Workspace, Power Automate for desktopなどの外部システムと連携可能です。

操作性・メンテナンス

ドラッグ&ドロップのみで操作が可能です。プログラミング上級者向けですが、コードを書いてロボットを構築することもできます。

ロボットをこまめにメンテナンスできる機能も備えており、ロボットが正しく業務を行っているか簡単に確認できます。また、オンライン環境下であれば自動でソフトウェアをアップデートする機能がついており、手間を省ける点も特徴です。

サポート範囲

ストーリー形式のチュートリアルがついており、初心者でも使いやすいサポート体制が整っています。

参考: https://winactor.biz/product/winactor_v7.html#a_env

BizRobo!

引用: https://rpa-technologies.com/products/first/ 

契約プラン・価格

デスクトップ型・サーバーコントローラー型・クラウド型のいずれも用意されており、導入規模に応じて契約することができます。

 

初期費用

年間サービス利用料

実行環境

ロボット同時実行台数

同時開発台数

管理機能

スケジュール実行

BizRobo! Basic

情報なし

720万円

サーバ、ローカル

1~10台程度

10台

あり

可能

BizRobo! Lite/Lite+

30万円

120万円/180万円

サーバ、ローカル

1台/2台

1台/3台

あり

あり

BizRobo! mini

情報なし

90万円

ローカル

1台

1台

あり

可能

BizRobo! DX Cloud

20万円

240万円

情報なし

情報なし

情報なし

情報なし

情報なし

対応業務・連携システム

書類の英訳やメール送信など、様々な業務に対応しています。また外部のシステムでもMicrosoft社製品やGoogle製品、kintone、slackなど様々なアプリケーションと連携ができます。

操作性・メンテナンス

複雑なコードを書かずにロボットを構築できるため、プログラミング知識がなくても気軽に始められます。またBizRobo!は機械学習機能を備えており、エラーが起きやすい業務でも安定して稼働させることができます。

サポート範囲

1ヶ月無料トライアルで使用感を確かめてからの導入が可能です。また様々な企業が販売・開発・教育パートナーとしてサポートについているため、トラブルがあっても安心です。

参考: https://rpa-technologies.com/products/first/

Blue Prism

引用: https://www.blueprism.com/japan/ 

契約プラン・価格

1ロボットあたり120万円/年(希望小売価格)で、年間のライセンスとして販売されています。後付けのオプションによる追加料金が少ないのが特徴です。

対応業務・連携システム

オブジェクト認識・座標認識・画像認識など、様々な方法で画面を認識し業務を自動化できます。そのため様々なシステムとの連携が可能で、SAPやLotus Notesなどと接続することができます。

操作性・メンテナンス

マウス操作でロボットを構築できるため、プログラミング知識がなくても操作が可能です。

Blue Prismはロボットを個人のコンピュータから切り離して集中管理できるため、大規模な導入が得意です。またログの暗号化などの充実した内部統制システムにより、機密情報の取扱いにも長けています。さらにエラーでロボットが停止しても、自律復旧機能により安定して稼働させることができます。

サポート範囲

試用版と学習版の2種類のフリートライアルの提供があります。また、導入後はBlue Prism Universityというオンライントレーニングをはじめとした学習サポートを受けることができます。英語のみの対応ですがライブチャットサービスも提供されており、いざというときも安心です。

参考: https://www.blueprism.com/japan/
https://cdn2.assets-servd.host/lively-jackal/production/uploads/resources/additional/Blue-Prism-Techincal-Session.pdf

Blue Prismについて詳しくはこちら

Automation Anywhere

引用: https://www.automationanywhere.com/jp/rpa/robotic-process-automation 

契約プラン・価格

Automation 360と呼ばれる有料プランと、スモールビジネス、開発者、学生であれば無料で使えるCommunity Editionの2種類が提供されています。

対応業務・連携システム

SAP、Google、Windows、Javaなどの外部システムとの連携が可能で、医療・製造業などの実務業でも多数の導入事例があります。

操作性・メンテナンス

画面操作を記録してスクリプトを自動作成でき、編集もドラッグ&ドロップ操作で行うことが可能です。複雑なロボットであっても、マウス操作でほとんど全て構築できます。また構造化されていない業務をデジタル化するAI機能を使えば、より多くの業務を自動化することができます。

製品は開発環境・実行環境・管理サーバーで構成されており、企業全体のロボットの管理を簡単に行うことができます。またロボットの状況をリアルタイムで可視化する機能があり、モバイルアプリからも確認できるため、エラーの早期発見が容易です。

サポート範囲

Automation 360は1ヶ月間の無料体験版があり、実際に使用感を確かめられます。またAutomation Anywhere UniversityというトレーニングサービスやA-People コミュニティというユーザーのネットワークをはじめとする様々なサポートが用意されており、導入後も安心して利用できます。

参考: https://www.automationanywhere.com/jp/rpa/robotic-process-automation

Automation Anywhereについて詳しくはこちら

BizteX cobit

引用: https://service.biztex.co.jp/?_gl=1*1ow2cby*_gcl_aw*R0NMLjE2NDQ5OTQzMTAuQ2owS0NRaUF1NjJRQmhDN0FSSXNBTFhpalhRMHBycWM0czQ4ZDR0U01nZm1ZLTA2OGVydWQ2OFl1LXVWWTFid0prR3NiWDZtT1U3WGlnOGFBbkFPRUFMd193Y0I

契約プラン・価格

クラウド型RPAであり、柔軟に契約内容を変更することが可能です。

基本的なサポートや導入コンサルティングを含んだエントリープランは月額2万円からで、希望に応じた具体的なプランの提案を受けることができます。

対応業務・連携システム

テキスト取得・メール送信機能などの基本的な機能を組み合わせることで、様々な業務を自動化することができます。またGoogle製品など外部システムとの連携も可能です。

操作性・メンテナンス

難しい操作がなく、初心者でもすぐにロボットを作成できます。また、クラウド型RPAの特徴をいかして、柔軟に機能の改善・追加ができます。エラー発生時に通知する機能をつけることで、ロボットのメンテナンスも容易に行えます。

サポート範囲

無料トライアルは7日間で、他のツールよりも短いですが、使用感を確かめることができます。またRPA活用個別相談会がオンラインで開催されており、導入前の相談も気軽に行うことができます。

導入後は専任のコンサルタントがついてロボットの使い方や管理方法などのサポートを行うため、初心者でも簡単に導入できます。

参考: https://www.biztex.co.jp/posts/2019-02-07-10krobots/
https://service.biztex.co.jp/?_gl=1*1ow2cby*_gcl_aw*R0NMLjE2NDQ5OTQzMTAuQ2owS0NRaUF1NjJRQmhDN0FSSXNBTFhpalhRMHBycWM0czQ4ZDR0U01nZm1ZLTA2OGVydWQ2OFl1LXVWWTFid0prR3NiWDZtT1U3WGlnOGFBbkFPRUFMd193Y0I.

SynchRoid

引用: https://www.synchroid.jp/rpa_portal/ 

契約プラン・価格

デスクトップ型であるライトパックは90万円/月で、スモールスタートに最適なプランです。一方サーバーコントローラー型のベーシックパックは60万円/月で、複数ロボットを同時にバックグラウンドで稼働させることができます。

対応業務・連携システム

多くのシステムとの連携が可能です。特に、PC上で行う作業以外にもAI・ロボットなどと連携させた業務自動化ができる点が特徴です。

操作性・メンテナンス

プログラミング言語を書かずにロボット構築ができます。また、PC上で行うルーティンワークの操作を記録することでスクリプトを作成し、自動化が可能です。

サポート範囲

30日間無料トライアルが用意されているため、導入前に使用感を試すことができます。また導入後は、コンサルティングや開発支援、eラーニングやリモートサポートなど、多くのサポートを受けられるためトラブルが生じても安心です。

参考: https://www.synchroid.jp/rpa_portal/
https://www.softbank.jp/biz/servies/rpa/synchroid/

SynchRoidについて詳しくはこちら

Pega Robotic Process Automation

引用: https://www.pega.com/ja/products/platform/robotic-process-automation 

契約プラン・価格

公式サイトにて問い合わせが必要です。

対応業務・連携システム

Pega BPM(ペガ・ビジネス・プロセス・マネジメント)により、業務プロセスを最適な形で自動化することができます。また、PegaはAIを搭載しているため、メールの文面を相手に合わせて変えるなど複雑な業務をこなすことができます。

操作性・メンテナンス

市民開発者、プロのエンジニア、現場で働く人など、誰にとっても使いやすいように工夫されています。またロボットのアクティビティを記録することができ、コンプライアンスリスクを抑えることができます。

サポート範囲

Pega Community(英語サイト)という利用者ネットワークが公式で用意されています。エラー時のトラブルシューティングなどのサポートを受けられるだけでなく、ウェビナーイベントに参加して他の利用者のRPA活用方法を知ることもできます。

参考: https://www.pega.com/ja/products/platform/robotic-process-automation
https://www.pega.com/ja/products/platform/case-management
https://www.pega.com/ja/topics/robotic-automation

ipaS

引用: https://www.deliv.co.jp/products/ipas 

契約プラン・価格

デスクトップ型RPAで、契約方式は定額支払いするサブスクリプションライセンスとライセンスを購入するプロダクトライセンスの2種類が用意されています。また、それぞれにスクリプト作成までできるフル機能版・既存のスクリプトを実行するだけの実行版・他のロボットを管理するマネージャ版があります。

価格の詳細は営業まで問い合わせが必要ですが、フル機能版であれば月々12万円、実行版であれば月々3万円程度からの利用が可能です。また1ヶ月単位、1台単位でライセンス数を変更でき、柔軟性に富んでいるのが特徴です。

対応業務・連携システム

キーボード・マウス操作の記録などからスクリプトを作成できるため、プログラミングスキルがなくても導入可能です。また、導入後のスクリプト修正なども簡単にできます。

操作性・メンテナンス

日本製のため、すべての動作において日本語対応しています。画像認識技術やキーボード・マウス操作の記録によりスクリプトを定義できます。他の様々なアプリケーションとのシステム連携も可能です。

またデスクトップ型は良くも悪くもPCごとに独立した業務に適していますが、「ipaSロボマネージャー」を導入すれば、複数のロボットを一元管理できるようになります。

サポート範囲

1ヶ月間無料で、操作説明・スクリプト作成サポート・リモートサポート付きのトライアルパッケージを利用することができます。また有料サポートも充実しており、「プレミアサポート」「ハンズオントレーニング」「RPAコンサルティング」の3種類が用意されています。

参考: https://www.deliv.co.jp/products/ipas
https://www.dcs.co.jp/solution/poc_ipas/index.html

Robo-Pat

引用: https://fce-pat.co.jp/lp/rpa_new/?gclid=Cj0KCQiAjc2QBhDgARIsAMc3SqRQ9pMNKb3ndD0kShG1fk98-qLb_UnIPKiurVqltVjWrpHlqDbuaGIaAsRREALw_wcB 

契約プラン・価格

月単位での契約ができるため、繁忙期のみ導入台数を増やして対応することができます。具体的な価格は問い合わせが必要です。

対応業務・連携システム

Robo-Patは人がPCを操作するように、画像認識によりソフトウェアを操作します。そのため動作は他のツールに比べて高速ではありませんが、全てのソフトウェアに対応することができ、非常に柔軟性が高いと言えます。

操作性・メンテナンス

Robo-Patは現場で働く人向けに開発されたRPAで、慣れていない人でも直感的に操作できるのが特徴です。作成したロボットをメンテナンスする際も、困ったことがあれば無料サポートサービスを利用できるため安心です。

サポート範囲

1か月の無料トライアルができるため、まずは操作性を確認してから導入したいという方でも安心です。またヘルプデスクや勉強会、コンサルティングなど様々なサポートを無料で受けられます。有料サポートとして作成代行や学習プログラムも用意されており、知識がなくても利用できる環境が整っているのが特徴です。

参考: https://fce-pat.co.jp/lp/rpa_new/?gclid=Cj0KCQiAjc2QBhDgARIsAMc3SqRQ9pMNKb3ndD0kShG1fk98-qLb_UnIPKiurVqltVjWrpHlqDbuaGIaAsRREALw_wcB 

Autoジョブ名人

引用: https://www.usknet.com/services/autojob/ 

契約プラン・価格

Autoジョブ名人は年間ライセンス形態をとっています。保守料を含めた税別の価格は以下の通りです。

品名

1年ライセンス

5年ライセンス

備考

Autoジョブ名人 開発版

600,000円

2,700,000円

スクリプト開発・実行

Autoジョブ名人 実行版

180,000円

810,000円

スクリプト実行

実行指示クライアント

24,000円

108,000円

スクリプト実行指示・権限管理など

データ変換オプション 開発版

70,000円

315,000円

データ変換開発・実行

データ変換オプション 実行版

10,000円

45,000円

データ変換実行

対応業務・連携システム

ChainFlow、りそな銀行などの外部システムとの連携で、受注データや入出金明細を自動的に管理することが可能です。また現段階では対応していないシステムでも、Autoジョブ名人を提供しているユーザックシステムに開発を依頼できます。

操作性・メンテナンス

ロボット編集画面の表示形式は、初心者でも使いやすいフロー型と、より細かいスクリプト作成に適したリスト型の2種類が用意されています。作成する人の経験値や動作の難易度に応じて使い分けられるのが特徴です。さらに、業務の自動記録やよく利用されるスクリプトのテンプレートを使えば簡単にロボットを構築することができます。

また、Autoジョブ名人は、スクリプト実行中の画面の動きを録画できるため、簡単に運用の確認が可能です。またエラー発生時にメールで通知する機能を備えており、すぐに対応することができます。

サポート範囲

無料トライアルを利用でき、RPA導入後の問い合わせも気軽に行えます。パートナー企業向けサポートの提供もあるため、大規模な導入をする場合は検討すると良いでしょう。

参考: https://www.usknet.com/services/autojob/
https://www.usknet.com/services/autojob/price/

Robotic Crowd

引用: https://www.roboticcrowd.com/functions/

契約プラン・価格

月単位での契約が可能で、業務量に応じて柔軟に対応することができます。またRobotic Crowdは申込後すぐに利用を開始できるクラウド型RPAで、初期費用を除くと月額10万円程度で利用できます。ただしRPAで対応する業務の規模によって料金が変動するため、具体的には見積もりを立てる必要があります。

対応業務・連携システム

クラウド型RPAの特徴をいかし、Web上の情報収集や求人サイトの管理・勤怠システム管理などを自動化することができます。

操作性・メンテナンス

レコーディング機能を使えば、普段の業務を簡単に自動化できます。またGUI操作で使用できるため、プログラミング知識がなくても使用可能です。

Robotic Crowdはクラウド型RPAのため、端末の保守のためのメンテナンスが不要です。さらに稼働中のセキュリティの心配もなく、他のツールよりもスムーズに導入できます。

サポート範囲

無料トライアルや体験会を実施しており、使い勝手を確かめてからの導入が可能です。またツール使用中に生じた疑問はチャットサポートで解決できるため、プログラミング知識がなくても無理なくロボット構築に取り組めます。

参考: https://www.roboticcrowd.com/functions/

Robotic Crowdについて詳しくはこちら

自動化に適した業務の特徴

RPAで業務を自動化すると言っても、どの業務でも良いわけではありません。むやみに自動化してもかえって業務の効率を下げてしまう可能性があります。では、自動化に適した業務にはどのような特徴があるのでしょうか。

簡単で、PCで作業する

Excelから業務システムへのデータ入力など、単純なPCでの作業は自動化に向いています。しかしデータ入力でも、複雑で人の判断が必要なものは適さないため注意が必要です。

平準化されている

フローが確立されている業務はRPAに適しています。反対に人や状況によって内容が変化する業務は自動化が難しいため、おすすめできません。

反復が多い

毎日・毎週など、定期的に繰り返して行う業務は自動化に向いています。請求書作成メールや注文書のシステム入力など、いわゆる「単純作業」と呼ばれる業務は自動化に最適です。ただし、毎回対応が異なりルーティン化できない業務は自動化しない方がよいでしょう。

RPA導入のメリット

次に、RPAを導入することで得られる効果をまとめて見てみましょう。

業務量が削減できる

従来人間が行っていた業務を自動化すれば、その分だけ従業員の業務量を削減することができます。RPAは残業時間の削減や人手不足の解消に大いに貢献するでしょう。

生産性が向上する

人間が単純作業を続けると、どうしてもミスをしてしまいます。しかしRPAは同じ作業を淡々とこなすことに長けており、ヒューマンエラーを起こすことがありません。速く正確に業務を行えば、生産性を向上させることができます。

「ずっとやりたかった業務」に専念できる

従業員の単純作業にかける時間を削減できれば、「やりたくても時間がない」と諦めていたことに取りかかることができます。そして人間は「機械にはできない、創造的で新しい業務」を行うことで、団体としても個人としてもますます成長できるでしょう。

RPA導入時の注意点

RPAの良い面をご紹介してきましたが、注意しなければならない点もあります。

自動化に囚われすぎない

RPA導入時に業務自動化を目的としてしまうと、本来自動化する必要のない業務にまでRPAを取り入れてしまい、結果的に効果が薄れてしまいます。重要なのは、自動化に適する業務と適さない業務を判別することです。本末転倒にならないよう、あくまでRPAは業務効率化のための手段と考えましょう。

成果を求めすぎない

導入に人員やコストをかけるほど、RPAの効果を期待してしまいます。しかし最初から大規模な自動化を試み、「業務時間を何千時間削減する」といった大きな成果を求めると失敗しやすくなります。身近にある小さな業務から自動化を進め、少しずつ応用して規模を拡大していきましょう。

RPA専門家とコミュニケーションを取る

RPAを活用する際、社内にRPAに関する知識を持った人材を置く必要があります。RPA専門家は「導入時に失敗することが多い場面」「より効果的に活用する方法」などをよく理解しているため、積極的にコミュニケーションを取ることでRPA導入成功につながります。

RPA導入の流れについて詳しくはこちら

RPA導入へ一歩踏み出そう

どのRPAツールがどのような特徴を持っているか、イメージはつかんでいただけたでしょうか。RPAを上手に使って業務を効率化できれば、これまで「やりたいけれど手が回らない」と諦めていた様々なことができるようになります。注意点をきちんと押さえつつ、最大限活用して「本当にやりたいこと」にチャレンジしましょう!

RPA HACKでは様々なRPA導入事例をご紹介していますので、ぜひ併せてお読みください。

UiPathの導入事例はこちら

金融業界におけるRPA導入事例はこちら

不動産業界におけるRPA導入事例はこちら

RPA専門家が伴走!Robo Runnerの紹介

RPA導入に関する基本的な内容を理解し、いざRPAを導入しようと導入前に入念に準備をしていても、実際にRPAを導入してみると想定外の困難に直面する可能性は十分にあります。Peaceful Morning株式会社が提供する「Robo Runner」はそうしたRPAに関する「困りごと」をオンラインサポーターが即座に解決するサービスです。

企業におけるRPA運用でボトルネックとなりがちな引き継ぎや学習、開発やその他RPA導入〜本格稼働までの間に出てくる様々な困りごとを経験豊富な専任サポーターが丁寧に解決します。Robo Runnerは低コストで、全てのサービスをオンラインで利用できるため、企業の立地を問わず求めるサービスをいつでもどこでも受けることが可能です。 

Robo Runnerについて詳しくはこちら

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