自動化が進む世界で、時代に合わせて変化する人を応援したい――藤澤専之介氏インタビュー

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Peaceful Morning株式会社によって運営されているRPA HACK。Peaceful Morning株式会社はメディア事業の他にも「RPA HACKフリーランス」「RPAトレーニング」といった事業を展開しています。

「RPA HACKフリーランス」はフリーランスのRPA人材を企業に紹介して開発体制を支援するサービスで、「RPAトレーニング」はオンラインに特化したRPAツールのトレーニング事業です。

RPA HACKがどのような経緯で始まったのかを知るために、RPA HACK編集長であり、Peaceful Morning株式会社の代表取締役である藤澤専之介氏にインタビューしました。

RPA HACKを通じてRPA関連の情報を集め、カオスマップで認知度アップ

――RPA HACKを始めようと思ったきっかけについて教えてください。

藤澤氏:RPA HACKはもともとブログでした。2018年9月末にPeaceful Morning株式会社を起業した時、まずはRPAに関する知識を短期間で習得しようと考え、世の中のRPA関連ニュースを要約して発信し始めたのが最初です。

RPA業界について本気で2,3カ月調べることで、業界に足りないものや求められているものが見えてくると考えました。2018年10月の頭から市場調査のつもりで情報を収集し、面白いと思った情報を毎日発信していました。

毎日発信していると、いろいろなところから情報が来るようになります。ある会社を取り上げると、その会社の人から連絡をいただいて、ランチに行って、生の情報を聞いてそれをまた発信するという機会も増えていきました。次第にメディアと名乗った方が多くの人と出会うチャンスが得られるのではないかと思うようになり、2018年11月末頃にブログをWordPressに移行して、RPA HACKという名前を付けてメディアとして運営することにしました。

――情報を発信する上で工夫したことはありますか。

藤澤氏:発信を続ける中で、会社を取り上げるとその会社の人とつながれることが分かってきました。そこで、より多くの会社を取り上げるために何か良い方法はないだろうかと考えたところ、カオスマップを作ってみたらどうだろうかと思いつきました。

2018年の10月にブログを始めてから20日程経ったタイミングで、カオスマップを作りました。そうしたらバズってしまって。人と会うたびにカオスマップの話になるので、印刷したカオスマップを持ち歩いて渡していた時期もあったくらいです。

バズったことで、カオスマップを作ったRPA HACKの藤澤として認識してもらえるようになったのは大きかったですね。起業してから2カ月程しか経っていない時期だったので、非常にありがたかったです。

また、カオスマップを作ったことで、それまでよりも一目置かれるようになったと感じました。カオスマップに載せることで、少なくともその会社の認知度向上に貢献しているわけですから、取材がしやすくなりましたね。

――カオスマップを作ることで多くの会社とつながれるようになり、情報収集ができて認知度が上がったのですね。一石二鳥ならぬ、一石三鳥というところでしょうか。

藤澤氏:もし別の業界で起業するとしても同じことをすると思いますね。結構良い方法だと思いますよ。

RPAの「無駄な業務を削減し、価値ある業務に注力する」思想に共感

――そもそも、なぜRPAで起業しようと思ったのですか?

藤澤氏:前職のインテリジェンス(現パーソルキャリア)時代に、無駄な仕事が多いと思っていたことが大きいですね。具体的には移動時間やミーティング、雑務などの業務です。営業の仕事に携わってきた経験から言うと、成果に直結するアクションや価値を生み出している仕事は、一日のうちで3割程度だったのではないだろうかと思っています。

RPAの話を聞いた時は、思想に共感しました。自動化できる仕事をロボットにやってもらおうという考え方は、価値を見出さない仕事をやめることとほぼ同じ意味です。自分がそれまで疑問に思っていたことを解決してくれるRPAは、素晴らしいソリューションだと思いました。

――自動化できる業務はロボットに任せて、本来注力すべき業務に注力しようと考えたのですか。

藤澤氏:それもありますし、仕事をしてないのに仕事をしている感を出すのが嫌いなのかもしれません。例えば夜9時まで残業していると、仕事をしている感じがしますよね。しかし、営業だとそれだけではまったく価値が上がりません。なぜなら売上が上がらないからです。売上が上がらないのに毎日夜9時までがんばっている、というのがとても嫌でした。

インテリジェンス時代はそれを防ぐために、売上につながる仕事にポイントをつけるようにしていました。転職の仕事でマネジメントを担当していた時は、売上が上がる手前の価値のある仕事、例えばクライアントに電話して、求人の依頼をもらったら1ポイント獲得でシールが1枚貼れる、というルールを定めていました。

シールを貼るだけなのですが、それだけでみんなが無価値の方向から価値の方向へ向かうようになるのです。若い人も多かったのですが、隣の人がたくさんシールを貼っているのに自分はシールを貼れていないと嫌だと感じるようでした。

RPAで起業しようと考えたのは、会社員を経験して会社には無駄な業務が多いと感じ、無駄をなくしたいと考えたことが大きいですね。

自動化が進んだ結果、人にどのような仕事が残るかが気になる

――今関心のあることについて教えてください。

藤澤氏:これからより不安定な世の中になることが予想される中で、休まずに働いてくれるロボットの存在は非常に大きいと思っています。RPAだけではなく、iPaaSなども含めたさまざまなITソリューションが、有事の時に人の代わりに働いてくれることをもっと多くの人に知ってもらいたいですね。

他には、今後自動化がますます進み、AIが発展していく一方で、人間にどのような仕事が残るかに興味があります。

最近聞いた話で面白いと思ったのが、移動手段が馬車から自動車に変わった時、馬車を運転していた人は自動車を運転することになったために雇用は失われなかったという話です。今後さらに自動化が進むと、人間には相当知的な業務しか残されないのではないかと考えています。馬車の運転から自動車の運転というスキルシフトではなく、何か新しいことを生み出したり複雑な情報をつなげて考えるといったような、かなりレベルの高い人にしかこなせない仕事が残っていくのではないでしょうか。

自動化が進んで無駄な仕事がなくなって欲しいと思う一方で、人が注力すべき仕事もあって欲しいと思っているため、人が携わる仕事がどのような形になるのかに興味がありますね。

自動化が進む中で、時代に合わせて変化する人を応援したい

――今後RPA HACKでどのようなことに取り組みたいと考えていますか。

藤澤氏:本当に使える情報を発信したいですね。本気で自動化に興味があって、自動化を進めたいと考えている人にとって有益な情報を発信していきたいです。

――藤澤さんがこれから取り組みたいと考えていることについて教えてください。

藤澤氏:今後絶対に自動化は進むと思います。ホワイトカラーの仕事はさらに自動化が進みRPAなどのソフトウェアに代替されるようになります。Peaceful Morningが手がけている「RPAフリーランス」は自動化を推し進める人たちの集団であり、これからもさらに大きな集団として整備していきたいと考えています。また、世の中を自動化に向けてシフトするためには「RPA HACK」のような情報発信するメディアが必要です。さらに、自動化が進む世の中になってきた時に、今はスキルがないけれどこれからスキルを身につけたい人には「RPAトレーニング」のようなサービスを利用して欲しいと思っています。時代の変化をチャンスと捉えて成長したいと考えている人たちをトレーニングし、自動化を推し進める大きな力の中に入ってもらい、みんなで世の中を変えていけたら最高ですね。

――ありがとうございました。今後のRPA HACKとPeaceful Morningに期待しています!

まとめ

先の見えない不透明な時代になり、仕事に対する私たち一人一人の意識が問われるようになっています。これまで当たり前だった考え方が根本的なところから覆されるようなことが次々と起こり、変化を余儀なくされている人も多いのではないでしょうか。

今、変化する時代に合わせて必要なものを取り入れると同時に、それ以外のものを手放すことが求められています。これからの時代に人が働く上で大切なことは何かを見つめ続ける藤澤氏の挑戦から、今後も目が離せません。

 

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