Power Automate Desktopの無償版発表から半年が経ちました。RPAHACKでは先月、Power Automate Desktopの8月アップデート情報を取り上げました。今月もPower Automate Desktopのアップデート情報を皆さんにお届けしていきます。
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目次
Power Automate Desktopとは
Power Automate Desktopとは世界最大手ソフトウェアベンダーであるマイクロソフトが開発・提供しているRPA(Robotic Process Automation)ソフトウェアです。
2021年3月2日にマイクロソフトはそれまで有料であったPower Automate DesktopをWindows10ユーザー向けに追加費用なしで提供することを公式発表しました。
Power Automate DesktopでローコードRPAを使用し、日常業務を自動化することによって、私たち人間は高付加価値でクリエイティブな業務に専念することが可能となります。Power Automate Desktopについて詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。
▼Power Automate Desktopの解説記事はこちら▼
アップデート方法
Power Automate Desktopのアップデート方法は自動アップデート機能が無いので手動アップデートになります。
まず、Power Automate Desktop公式サイトにアクセスします。アクセスしたら画面左側に「無料ダウンロード」をクリックします。クリックするとソフトウェアがダウンロードされます。ダウンロードされたソフトウェアを開くと「Power Automate Desktopの設定」画面が表示されます。
「Power Automate Desktop パッケージをインストール」の画面右下にある「次へ」をクリックします。クリックするとインストールの詳細画面の「パッケージ内容」の「[インストール]を選択すると、Micorosoftの使用条件に同意したことになります」をチェックします。全ての項目にチェックするとインストールが可能になります。
インストールをクリックするとPower Automate Desktopがインストールされます。インストール終了後、Power Automate Desktopを開いてみるとアップデートが完了していることが確認されます。アップデート後のバージョンは「2.13.138.21255」です。
2021年9月アップデート情報
Power Automate Desktopでは月に1度のペースでアップデートが行われます。今月のアップデートでは新機能が追加されました。
アップデート内容は「ガイド表示」と「SOAP Webサービスの呼び出し」の2つです。9月アップデートでは一部不具合が確認されています。今回のアップデートは不具合内容としては一部アクションが英語表記になっています。そのため今回のアップデートは公式からの不具合修正が発表されるのを待つか、アップデートを見送るのも1つの手なのではないでしょうか。
上記画像のように一部アクションが英語表記になっています。そのため、アクション名を確認してから取り扱うことをおすすめします。
Power Automate Desktopツアーの表示
Power Automate Desktop内のウォークスルーエクスペリエンスを通し、新規ユーザーの方が簡単にフローを作成することが出来るようにガイド表示を行い、Power Automate Desktopの機能や操作方法を学ぶことが出来るようになりました。
Power Automate Desktopツアーを最後まで見ていくと、学習体験の案内が表示されます。学習体験は任意なので気になった方は是非挑戦してみてください。
SOAPWebサービスの呼び出し
SOAPはWebサービス実装に適しており、XMLベースでデータを送受信するためのプロトコルの一つです。「SOAPWebサービスの呼び出し」アクションはSOAPが導入されたシステムをお使いの限られたユーザーの方が活用することができます。
SOAPのアクションは「要求をビルドする」から設定することが可能となります。
「WSDL」、「サービス」等の項目を記入することでSOAPの設定アクションを行うことができます。
Power Automate Desktopについてより詳しく知りたい方へ
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