RPAHACKでは8月からPower Automate for desktopのアップデート情報を取り上げてきました。
本記事では1月のPower Automate for desktopのアップデート情報を皆さんにお届けしていきます。
目次
Power Automate for desktopとは
Power Automate for desktopとは世界最大手ソフトウェアベンダーであるマイクロソフトが開発・提供しているRPA(Robotic Process Automation)ソフトウェアです。
2021年3月2日にマイクロソフトはそれまで有料であったPower Automate for desktopをWindows10ユーザー向けに追加費用なしで提供することを公式発表しました。
Power Automate for desktopでローコードRPAを使用し、日常業務を自動化することによって、私たち人間は高付加価値でクリエイティブな業務に専念することが可能となります。
Power Automate for desktopについて詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。
▼Power Automate for desktopの解説記事はこちら▼
Power Automate desktop)とは?PADの概要から研修・勉強方法を紹介
▼Power Automate for desktopのインストール方法解説記事はこちら▼
【Power Automate desktop概要②】のインストール方法を画像付きで紹介 | RPA HACK
アップデート方法
Power Automate for desktopのアップデート方法は自動アップデート機能が無いので手動アップデートになります。
まず、Power Automate for desktop公式サイトにアクセスします。
アクセスしたら画面左側の「無料ダウンロード」をクリックします。
クリックするとソフトウェアがダウンロードされます。
ダウンロードしたソフトウェアを開くと「Power Automateの設定」画面が表示されます。
Power Automate パッケージをインストール」の画面右下にある「次へ」をクリックします。
クリックするとインストールの詳細画面の「パッケージ内容」の「[インストール]を選択すると、Microsoftの使用条件に同意したことになります」をチェックします。
全ての項目にチェックを入れるとインストールが可能になります。
インストールをクリックするとPower Automate for desktopがインストールされます。
インストール終了後、Power Automate for desktopを開いてみるとアップデートが完了していることが確認されます。
2022年1月アップデート情報
Power Automate for desktopでは月に1度のペースでアップデートが行われます。
今月のアップデートでは、
・複数マクロに対応したExcelインスタンス機能の再構築
・フローデザイナーにおけるパフォーマンスの改善
の、2個の機能が追加、改善されました。
Power Automate for desktop – January 2022 update | Power Automate ブログ (microsoft.com)
複数ファイルのマクロをサポートするExcelインスタンス機能の再構築
1つのExcelインスタンスの下に、複数のExcelファイルを開く機能が追加されました
下図の「新しい Excel プロセスの配下にネストする」がオフのとき、新たに開くファイルは既存のExcelインスタンスで開きます。
オンのときはこれまでと同様に、インスタンスを分離して起動することも可能です。
前回のバージョンまではExcelを2つ起動した場合、タスクマネージャー上で2つのExcelのプロセスが立ち上がりました。
ですが今回のアップデートからExcelを2つ起動した場合、同一のプロセス内でExcelが起動するように変更されました。
フローデザイナーにおけるパフォーマンスの改善
このリリースでは、メインサブフロー内でのアクションの追加、削除、編集、移動、またはサブフローから別のサブフローへの移動など、フロー作成中の特定のユーザーアクティビティに対するいくつかのパフォーマンス修正が行われました。
Power Automate for desktopについてより詳しく知りたい方へ
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