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UiPathパートナーシップやデータエントリーソリューション、らくらく振込提供開始「1月のRPA関連ニュースまとめ」

皆さんこんにちは。2月といえばバレンタイン、この記事が公開される頃にはもう済んでいますが楽しむことはできましたか。日本では女性から男性にチョコレートを渡すことが一般的ですが、海外ではハート形のジンジャークッキーやお花を男性が送るなど、内容も様々なようです。普段何気なく楽しんでいるバレンタインの文化が日本独自のものと思うとなんだか興味深いですね。

今月も「RPA HACK」は1月のニュースを厳選し皆さんにお届けします。

毎日の業務で忙しい皆様にサクッとRPA業界の動向を掴んでいただくためにこの記事は10分で読み終えることが出来る分量になっています。お時間に余裕のある方はリンク先に飛んで詳細をお確かめください。

12月分をまだ読んでいない方はこちらもチェック

【2022/1/6】Qlik社とUiPath社がパートナーシップを締結、アクティブインテリジェンスを実現

 

画像は公式HPより引用:https://www.uipath.com/ja/

米国フィラデルフィアおよびニューヨーク発2021年12月6日 - 米UiPath(ユーアイパス)社およびQlik®(以下「Qlik社」)は、本日、両社がパートナーシップを結び、Qlik社が提供するQlik Cloud®アナリティクスとUiPath社が提供するエンドツーエンドのエンタープライズ自動化ソフトウェアプラットフォームを直接統合したことを発表しました。引用:https://www.uipath.com/ja/newsroom/qlik-and-uipath-launch-partnership

Qlik社とUiPath社は12月22日、パートナーシップを締結しました。これにより、Qlik Cloudアナリティクスの利用者はUiPathの自動化プラットフォームを活用してQlik内でダウンストリームアプリケーションのタスクの優先順位付けが可能になります。このUiPathプラットフォームとの統合の目的はすでにQlikが実現している自動化を強化することだけでなく、アクティブインテリジェンスに向けた組織の歩みを促進することだといいます。

アクティブインティジェンスとは、ビジネスインテリジェンス(以下BI)の先にあるものとしてQlikが掲げるビジョンです。データの利活用を通じてビジネスでの優れた意思決定をサポートする方法などを指すBIですが、従来のBIでは現在のデジタル経済に対応しきれず、課題を抱えているとされています。従来のBIの抱える過去のデータセットに依存しているという課題を解決し、最新情報から迅速なアクションを促すように設計された状態をQlikはアクティブインテリジェンスと定義します。

市場の変化は、サプライチェーン管理や在庫管理などの分野に大きな影響を与えます。今回のパートナーシップによって実現する「ダウンストリームの意思決定へのリアルタイムデータフロー」は市場の変化に適応を求められる日常業務に欠かすことのできないものであり、企業のデータ主導型の意思決定を支援します。

パートナーシップの詳細についてはこちら

【2022/1/25】NTTネクシア提供、RPAとAI-OCRでデータ入力を自動化「データエントリーソリューション」

画像は公式HPより引用:https://www.ntt-nexia.co.jp/index.html

株式会社NTTネクシア(以下「NTTネクシア」、代表取締役社長:高美 浩一)は、手書き帳票や紙資料のデータ入力作業について、AI-OCRとRPAの活用により高精度で高効率な自動化を実現する「データエントリーソリューション」の提供を開始します。引用:https://www.ntt-nexia.co.jp/company/news_release/2022/20220125_news.html

株式会社NTTネクシアが「データエントリーソリューション」の提供を開始しました。

企業や自治体が抱える課題を解決するために、様々な業務効率化のためのデジタルツールが誕生しています。例えば、紙資料の手入力を人間の代わりに行うAI-OCR、組織内のやり取りを円滑にするコミュニケーションツール、Excelなどの業務ツールをまたいで反復作業の自動化を行うRPAなどです。

しかしながら、デジタルツールの導入・運用の際には幾つかの壁があり、その1つが「担当者問題」です。特にRPAなどの開発や管理の必要なツールは、ローコード化が進んだ現在でも、デジタル人材の不足からツールの導入が思うように進まないという課題が残されています。そしてこういった課題は大企業より中小企業や自治体で顕著になっています。

今回提供が開始された「データエントリーソリューション」では、そういった「企業や自治体における紙媒体での各種申請書類の事務処理業務の作業効率性が悪い」「デジタル人材不足にツールの導入・運用を阻まれる」という課題の下、紙媒体での各種申請書類の受付からデジタルデータ化までの事務処理業務をNTTネクシアが一貫して対応します。

ソリューション内では99%という高い識字率を誇るAI-OCRを活用し、紙帳票のデジタルデータ化を行い、データ化された自社システムの登録作業をRPAが担当します。この際、NTTネクシアが事務作業やBPO業務で培ってきたRPA活用のノウハウが活かされるので、業務フローの見直しから運用を任せることができます。

画像は公式HPより引用:https://www.ntt-nexia.co.jp/company/news_release/2022/20220125_news.html

【2022/1/21】Winactorを用いて銀行振り込みを自動化「らくらく振込」提供開始

画像は公式HPより引用:https://winactor.biz/

一般社団法人日本CFO協会は、NTTアドバンステクノロジ、SBモバイルサービス、ジェイグラブとのコンソーシアムで、企業の請求書の受け取りから支払いまでの業務プロセス全体をデジタル化・自動化する新サービス『らくらく振込』の提供を開始しました。

 WinActorと拡張機能のNaRuKami運用サポーターを活用し、請求書受領から支払いまで全プロセスのデジタル化・自動化により経理財務分野のDXを支援いたします。引用:https://winactor.biz/topics/2022/01/21_5011.html

『らくらく振込』はNTTアドバンステクノロジ社が提供するRPAツール「Winactor」とチャットアプリを拡張機能「NaRuKami」で連携させて、銀行口座のログインから送金処理までの一連の振込業務を自動化するサービスです。

DX推進の必要性から始まり、テレワークなどの新しい働き方が求められている現代。最近では「電子帳簿保存法」が改正されるなど義務化も強まっていますが、現場では紙媒体の書類や押印の必要性などが壁となって立ちはだかっています。

今回『らくらく振込』がターゲットとするのは、そういった課題が多く取り残されている経理財務部門です。これまでは、Winactorが導入されている組織であっても、不具合が発生したときに備えてシナリオ実行を監視するために、出社する必要がありました。今回提供が開始された『らくらく振込』は、Winactorをチャットアプリと連携することによって社外からでもスマートフォンを用いて作業指示を出すことが可能にします。

またこのサービスは請求書を電子帳簿保存できるクラウド型ソフト「sweeep」と連携させることも可能であり、先に述べた改正電子帳簿保存法にも対応することができます。この際の導入サポートは、コンソーシアムの1つであるSBモバイルサービスが提供します。

このサービスの利用料はWinactorのライセンス、拡張機能NaRuKami、SBモバイルサービスによる初期設定、サポート、振込作業のRPAシナリオをパッケージとして年額38万円(税別)となっています。

2月も身体に気を付けて駆け抜けましょう

1月のニュースを抑えていただけたでしょうか。この関連ニュースまとめ記事は情報収集の場としてはもちろん、読み物としても楽しんでいただければ幸いです。

来月も2月のニュースをピックアップしてお届けする予定ですので楽しみにしていてください。

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