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RPAで独立するには?!日本におけるフリーランス事情

RPAエンジニアや、RPAコンサルタントとして活躍している方の中には、いつか現在勤めている会社を辞めてフリーランスとして働きたい…、独立したい…、と考えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。

今回は、フリーランスのプロ人材8,100人以上抱える株式会社みらいワークス代表取締役社長の岡本祥治さんに、前編では「日本におけるフリーランス事情」、後編は「RPA人材はどんなスキルをつければフリーランスとして活躍できるか?」について聞きました。

以前のRPA HACKのフリーランス✕RPA働き方特集↓

 

 

フリーランスが増えた背景

株式会社みらいワークス代表取締役社長 岡本祥治さん(2012年3月にみらいワークスを設立し、2017年12月東証マザーズへ上場)

 

ーー本日はお時間いただきありがとうございます。株式会社みらいワークスとはどのような会社なのでしょうか?

メインの事業は月100万円以上稼ぐようなプロフェッショナルと呼ばれるような人材を活用したビジネスを行っています。現在、コンサルタントの登録者数が8,100名で個人事業主であったり、数人でベンチャーを起業している方、MBAを勉強中の方、家庭に入っている方など、業務委託で仕事ができるプロフェッショナルの方にご登録をいただいています。一部上場企業を中心に経営、IT、マーケティング、新規事業などの課題を持つお客様に対して、プロのコンサルタントを業務委託で派遣するというのがメインのビジネスモデルです。

また、登録いただいているフリーランスや起業家の方が再就職をしたいというケースもあり、就職の支援も行っています。一度独立した方のスキルについて、大手人材会社だと正しくスキルを見ることが出来なかったりしますので、そこを我々が間に入ることで就職支援をしています。昔は独立、起業というものは片道切符でしたが現在は変わっています。現在はフリーランスがいいが、やりたいことが実現できるなら社員として組織に戻るということを考える方もいます。雇用形態にこだわらず、その時の状況に合わせて選択する時代になっています。

 

ーー日本のフリーランス人口が4年で22.6%増えています。フリーランスが増えた背景を教えてください。

大きく3つあります。1つ目は国の動き。国が働き方改革を拡め、フリーランスという働き方についても拡めていこうとしています。国が動くことで、メディアでの情報発信も増え、フリーランスの認知度が向上しキャリアの選択肢としてフリーランスを選ぶ人が増えてきました。

2つ目はフリーランスとして働く上でのインフラが整備されたことがあります。シェアオフィスが一般的になり、PCがあれば場所を気にすることなく仕事ができるようになりました。株式会社でないと取引ができない法人顧客もいまだにありますが、1円で株式会社を作ることができるようになってフリーランスとして働きやすくなりました。

最後に3つ目は会社が自分たちのことを守ってくれないと考える人が増えたことです。新卒で就職活動する方の中には、大企業で安定を求めるという考え方が未だに残っています。しかし社会に出てアンテナを立てていくと、日本を代表する大企業もリストラを普通にするし、製造業であれば工場を海外に移転し国内の雇用はなくなるし、会社が自分たちのことを守ってくれるとは限らない・・・というのは見えてきています。世の中のトレンドを見ている人は、いつまで会社の枠組みの中で働き続けるのかを考えています。

 

フリーランスになるタイミングはいつが良い?

ーーフリーランスという働き方がだいぶ進んできたのですね。

アメリカでは、ダニエル・ピンクの『フリーエージェント社会の到来』という書籍が15年以上前に出版され、日本でも数年前にヒットしました。15年前のアメリカは今の日本よりもフリーランス文化ができている状況だったので、日本においてもこれからもっとフリーランスは一般的になると考えています。

 

ーーなるほど。確かにそうですね。フリーランスになるタイミングはいつぐらいがいいのでしょうか?

定年でリタイアしてからいきなりフリーランスというのは難しいと思います。変化に対応しやすい若いうちに、例えば30代くらいで一度やってみては?と考えています。

 

ーーでもフリーランスになることに対して不安もありますよね・・・。

そうですね。フリーランスを一度経験し、ダメだったら企業に戻って良いんだと考えてみてはどうでしょうか。

フリーランスの良いところは個人事業主ではあるのですが、すべて自分でやらないといけないので一人社長みたいなものです。お金の流れであったり、ビジネスを行うには何が必要かを一旦全部経験することができます。その経験をした上で組織に戻ると視座が上がり経営目線を持つことができるんですよ。よく大企業の社長は社員に対して、「経営者としての目線を持ちなさい。」と言いますが、やったことのない人が経営者目線を持つことは無理に決まっています。それが一度フリーランスをやることで視野が拡がり企業でも重宝されます。

 

フリーランスに合う人ってどんな人?

ーーフリーランスという働き方が合う人、合わない人というのはあるのでしょうか?

ありますね。『手に職がある、ほっといても向こうから仕事が来る人』というのはいいですがそういった方は少数派です。

そうでない方は主体的に外でネットワーク、人脈を作る必要があります。実際に仕事ができるということよりも、外部のネットワークが好きな人、外部とのつながりに対してストレスなくやれることが重要だと思います。人とのつながりから仕事が生まれますからね。

 

前編では「日本におけるフリーランス事情」について教えていただきました。

フリーランスという働き方は、現在のフリーランス人口が伸びている背景を考えますと今後も伸び続けそうですね。

後編では、「RPA人材はどんなスキルをつければフリーランスとして活躍できるか?」について教えていただきます

 

後編はこちら↓

 

RPAエンジニアやフリーランスという働き方に興味がある方はこちら↓

 

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