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【UiPath概要④】UiPath Assistantとは?概要・機能・価格を詳しく解説!

本記事ではRPAツールの一つであるUiPathの自動化プロセスを管理することができるUiPath Assistantを紹介します。
労働人口減少・コロナの影響によるテレワークの推奨などの理由から「いかに一人一人が生産性高く働けるか」が重要視されてきています。働く上での効率性や柔軟さが重視される現代において、「組織の業務改善」が今後さらに重要になります。
そこで現在注目されているのがRPAです。RPAは「Robotic Process Automation」の略称で、ソフトウェアによるロボット化で
日常の定型業務を自動化し私たち人間がより高付加価値の業務に専念することを可能にします。
そんなRPAですが世の中にはたくさんのRPAツールがあります。その中の1つがUiPathです。今回紹介するUiPath Assistantと共に利用すれば日常業務の自動化と管理が簡単にできるようになります。

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UiPathとは?

UiPathとは、米国のニューヨークに本社を構えるUiPath社が提供しているRPAソフトのことで、「世界3大RPAソフト」の1つとして絶大な人気と信頼を得ています。UiPathでは、個人ユーザー、学生、教育機関、非営利団体など一定の条件を満たす小規模事業者であれば無料で利用する「Community Cloud」というサービスが提供されています。Community Cloudの詳しい使用条件はこちらの記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
UiPath社は、RPAに関連したツールをいくつも提供しています。そのツールの中には、RPA開発ツールをはじめとして、RPA管理ツール、RPA実行ツールなど種類は様々なものがあります。UiPathについて詳しくは下記の記事をご覧ください。
▼UiPathについての記事はこちら▼

UiPath Assistantとは?

引用:UiPath公式サイト https://www.uipath.com/ja/product/software-robot-assistant

UiPath Assistantは自動化プロセスを管理するためのDesktopLaunchpadです。Launchpadとは、UiPath StudioやStudioXで作成したプロセスをを起動するためのツールでありデスクトップにインストールして使用します。UiPath Assistantの管理画面からは、一目でインストールされているロボットを確認・実行できます。しかし、UiPath Assistantはあくまでロボットを管理・実行するためのツールです。ロボットの開発はStudioやStudioXなどのロボット開発用のツールを使用する必要があります。

▼UiPath Orchestratorについての記事はこちら▼

UiPath Assistantの機能

UiPath Assistantの概要について理解していただけたでしょうか?次にUiPath Assistantの内容に入っていきます。UiPath Assistantは主に3つウィジェットで構成されています。ここではそれぞれのウィジェットがどのような役割を担っているのかを簡単に紹介します。

Running

引用:UiPath公式サイト https://docs.uipath.com/robot/lang-ja/docs/uipath-assistant

Runningのウィジェットでは、フォアグラウンドまたはバックグラウンドで実行中のロボットのプロセスを表示され、ロボットを一時停止、再開、停止を行うことができます。

Processes

引用:UiPath公式サイト https://docs.uipath.com/robot/lang-ja/docs/uipath-assistant

Processesのウィジェットでは、UiPath AssistantをUiPath Orchestratorに接続すると端末が属するOrchestrator上のフォルダのプロセスが表示されます。また、Orchestratorに接続しない場合は、ローカルフォルダのプロセスが表示されます。
1つの画面でロボットの名前、バージョンを管理できるため新しいバージョンが用意されているなどのロボットの状況を把握しやすくなります。

Reminders


引用:UiPath公式サイト 
https://docs.uipath.com/robot/lang-ja/docs/uipath-assistant
Remindersのウィジェットではロボットを開始するための通知を受信する時刻や期間を指定できます。アラームを設定したプロセスが開始される際に通知が表示されるようになります。

UiPath Assistantの強みとは?

UiPath Assistantの主な機能はご理解いただけたでしょうか?では実際にUiPath Assistantを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

自分用にカスタマイズができる

UiPath Assistantはロボットを複数人で管理するだけでなく個人用の管理画面をつくることができます。自分専用のロボット開始アラームを設定したり、フォルダ分けができます。個人個人のワークスタイルによってロボットを操作することができます。

Picture in Pictureでロボットと同時に操作が可能

引用:UiPath公式サイト https://docs.uipath.com/robot/lang-ja/docs/uipath-assistan
Picture in Pictureとは上記の画像のようにロボットを実行しながら他の作業をすることを可能にします。ロボットでは処理しきれず人間の判断が必要になるとアラームで通知してくれるので突然ロボットが止まるという心配はありません。

UiPath Assistantの価格

UiPath Assistantを利用するためにかかる料金はありません。
しかし、UiPath Assistantはあくまでロボット管理ツールです。RPA開発ツールや実行ツールは別のツールを利用する必要があります。
UiPathは、他のRPAツールと異なり、開発環境と実行ロボットの組み合わせによって、ライセンス形態が分かれるため、ライセンス毎に料金が異なります。そこで一般的に購入されているおすすめのライセンスを2つ紹介します。

RPA Developer(RPA開発者向け)

RPA Developerはワークフローを開発するRPA開発者向けのライセンスです。
このライセンスにはRPA開発ツールであるStudioとStudioX、RPA実行ツールであるAttended Robot、RPA協働ツールであるAction Centerが含まれています。

値段:50万円~80万円程度/年
製品構成:Studio、StudioX、Attended Robot、Action Center
おすすめの方:ワークフローを開発するRPA開発者の方

Citizen Developer(現場の方向け)

Citizen Developerは現場のプログラミングスキルがない方に向けたライセンスです。そのためRPA Developerライセンスとは違い、Studioが製品構成に含まれていません。Studioは大規模な業務や複雑な業務を自動化できますが、ロボット開発も複雑になるのでプログラミングの知識がない方は少し取り扱いづらいものになっています。一方、StudioXは機能が絞られている分、Studioに比べ複雑な業務の自動化には向きませんが簡単な業務の自動化に向いており、プログラミングの知識がない方でも比較的取り扱いやすいツールになっています。

値段:30万円~50万円程度/年
製品構成:StudioX、Attended Robot、Action Center
おすすめの方:業務部門内でワークフローを開発する方

UiPathについてより知りたい方へ

本記事ではUiPath Assistantについて解説しました。UiPathはUiPath Assistant以外にもさまざまなRPAに関するツールを提供しています。UiPathに関する記事が他にもございますので気になるかたは是非ご覧ください。

▼UiPathについての記事はこちら▼

▼StudioXについての記事はこちら▼

▼StudioXの使い方についての記事はこちら▼

▼UiPath Orchestratorについての記事はこちら▼

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