人事労務のスペシャリストが語る「RPAとサバ缶」とは!?

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RPAユーザーの皆さん、鯖(サバ)缶がブームなのをご存知でしょうか?

「体に良い缶詰」、「サバ缶を食べると痩せる」など、サバ缶の効果が注目され一時は入手が困難になるほどの売れ行き。

最近では缶詰の定番商品であるツナ缶以上に売れているそうです。

そんな空前のサバ缶ブームのなか、興味深いツイートが流れてきました。

明日は社内研修、「RPAと鯖缶」というテーマで。

RPAと鯖(サバ)缶!?!?

これはいったいどういうことだ??直接お聞きするしかない…ということで、‏広島、東京で活躍されているサトーアソシエイツ㈱専務取締役の杉野愼さん(人事労務freeeおじさん)にお話を聞いてきました。

 

RPAとは?を知りたい方はこちらの過去記事がオススメ↓

人事労務のスペシャリストがRPAに触れたきっかけ

ーー今日は「RPAと鯖缶」というテーマでお時間いただきありがとうございます。杉野さんのことを教えてください。

「RPAと鯖缶」気になるタイトルですよね(笑)

私はもともと理系の大学院でプログラミングをやっていて、卒業後1社を経験した後2009年に社会保険労務士法人サトーに入社しました。

給与計算部門リーダーを経てIT推進室長に就任した後、代表よりITやAIの研究をやってほしいと言われ、関連会社であるサトーアソシエイツ株式会社を設立して専務取締役をしています。 顧客企業への勤怠システム・web明細システムの導入から、業務フロー改善、RPA導入支援などを行っています。

 

ーー給与計算の領域でRPAを活用されているのでしょうか?

顧客の給与計算業務をアウトソースから、SaaS(freeeなど)を使った内製化に切り替えるような支援を当社では行っているのですが、システムを入れる際に給与の計算ロジックが変わるため、数円単位でデータがずれたりするのです。また、従業員が300人いるとその300人のデータを移行する際に現行のSaaSだとかゆいところに手が届かない部分があったり…。こんな時に使えるテクノロジーではないか?と思って取り入れたのがRPAでした。

SyncRoid等のRPAツールを導入して、私自身でワークフローを作って運用しています。

本社が広島にあるのですが、広島だとRPA導入をしている企業が珍しくて、セミナーなど開催してノウハウをお伝えしています。

 

RPAと鯖缶の意外な共通点

ーーとても気になるツイートだったのですが、「RPAと鯖缶」って何ですか?

弊社グループでは、四半期に一度、全社研修を実施してまして、その中に割とIT関連の研修を入れることが多くなってます。

RPAについてわかりやすい例えを使って説明してあげたいな~と思っていたところ、「あ、鯖缶いけるんじゃね?」と思いつきまして社内セミナーで「RPAと鯖缶」というテーマで話をしたら、主婦のパートさんたちに大ウケでした(笑)

 

ーーどんなお話をされたのですか?

RPAと鯖缶って意外にも共通点がいっぱいあるんですよ!

実際に社内セミナーで使った資料を用いて説明していきますね。

共通点① 市場推移が一緒

以下のグラフを見ていただくとRPAと鯖缶の市場推移が完全に一致してますよね?(笑)

共通点② 歴史が長い

RPAもサバ缶も今に始まったものではありません。

共通点③ 種類が多い

RPAツールって、国産、外資製品でたくさんの種類がありますよね。それらの種類がわかる人、特徴がわかる人ってどれくらいいるのでしょうか?ほとんどいないと思います。

鯖缶にも実は以下に記載したように多くの種類があるんですよ。鯖缶の中のサバにも種類があって真鯖、寒鯖、金華鯖がありますが、違いなんてわからないですよね?(笑)

共通点④ ツールの特性に寄ってしまう

RPAは、単純作業、大量作業、定型業務に向いていると言われます。ということはそういう業務を見つけて、RPAツールの特性に合った業務を探さないといけないわけです。

鯖缶を使った料理も以下のようにいろんな料理がありますが、味は結局サバ味になってしまいますよね。カレー食べたいと思っても、鯖缶を使うことで結局サバ味に寄ってしまうわけです。

設計(レシピ)がRPA(鯖缶)ありきのものになってしまいます。

共通点⑤ 冷静に考えると割高かもよ…?

鯖缶は人気の高まりとともに値上げになっています。

あとは、これを言ってもいいのかな?って感じですが、缶詰だから買ってそのままにしがち…こんなところも共通点かもですね。

 

ーーなるほどーー!見事にシンクロしましたね!!

そうですね。鯖缶を買うときには、①おいしいレシピ(別売)、②優秀なシェフ(別売)、③正しい戦略(鯖缶の楽しみ方 ex.鯖缶パーティーなど)これらは基本的に自分で考えないといけないわけですが、RPAについても①レシピは設計、業務をどう料理するか、②シェフは自分たちで開発するか・SIerを活用するか、あたりを考えずにライセンスを買ってしまうケースがありますよね。

鯖缶ではなく、イワシ缶やツナ缶もおいしいですよ(笑)

ーー本日は面白いお話をありがとうございました!

いえいえ。当社では、SaaSサービスの不足している部分を補うような形でRPAを活用しているのですが、とてもうまくいっています。

RPAはうまく料理すればとっても力強い製品です。うまく活用できないことをツールのせいにするのではなく、ライセンスを購入する前に一歩立ち止まって①おいしいレシピ、②優秀なシェフ、③正しい戦略があるかチェックしてみて上手に使ってあげてください。

 

まとめ

今回は、「RPAと鯖缶」というキャッチーなテーマをお話いただきました。

杉野さんは①人事労務の業務に精通している、②SaaSプロダクトのできること、できないことがわかる、この2点があるので業務に必要かつSaaSができない点を特定されその部分にRPAを活用されていました。

おいしいレシピの導き方は、①現状の業務に対する深い理解、②RPA以外のITツール(中小規模であれば、SaaS)の理解を行うことが大切ですね。

「RPAと鯖缶」以外にも面白いRPA例えがありましたら、ぜひコメント欄などで教えてください!

 

杉野さんに人事労務×RPAについて相談されたい方はこちら↓

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