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RPAに資格は必要?おすすめの資格や取得のメリット、注意点を解説

RPAに資格は必要?おすすめの資格や取得のメリット、注意点を解説

世界的にDXが推進されるなか、日本企業はまだまだ後れを取っている状態です。現状のままでいれば2025年には年間12兆円もの経済損失が生まれると予測されており、多くの企業はDXに向けた取り組みを早急に行うことが求められています。

DXにはさまざまなシステム・ツールが用いられやすいですが、そのなかでも一際注目を集めているものがRPAツールで、ロボットに作業を記録させることで業務の自動化を図ることができ、企業ではExcelを中心とした定型的・反復的業務に代替しています。

さまざまな企業での導入が進むRPAですが、関連する資格も多く、取得によって自身のスキルや知識を証明できることに加えキャリアアップにつなげることができます。この記事ではRPAの概要をはじめ、おすすめしたい資格について解説します。

RPAとは

RPAとは、「Robotic Process Automation」の頭文字からできた略語で、日本では業務自動化ツールとして幅広く活用が進んでいます。ノーコード、またはローコードでの作業プロセスの登録・設定を通じてロボットに人間の作業を代替し、自動化だけでなく、効率化や品質の安定化につながります。

RPAについては以下の記事で詳しく解説していますので、詳細について知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

関連記事:RPAとは?わかりやすく仕組みや期待できる効果を事例とともに解説

おすすめのRPA資格

ここからはツールの普及度を踏まえ、RPAに関する知識・技術を証明する際に有効な8つの資格について解説します。

UiPath(UiPath Certified Professional program)

UiPathでは以下8種類の認定資格が展開されています。

  1. オートメーション デベロッパー アソシエイト資格試験
  2. オートメーション デベロッパー プロフェッショナル資格試験
  3. 特化型 AI アソシエイト資格試験
  4. 特化型 AI プロフェッショナル 資格試験
  5. ビジネスアナリストアソシエイト資格試験
  6. ビジネス アナリスト プロフェッショナル 資格試験
  7. オートメーション ソリューション アーキテクト プロフェッショナル
  8. テスト オートメーション エンジニア プロフェッショナル

それぞれの詳細は下記の通りです。なお、記載の受験料は参考価格であり、変更される場合があります。最新情報はUiPath 認定資格公式サイトをご確認ください。また、価格はすべて税込です。

参考:UiPath Certified Professional program | UiPath 認定資格

1.オートメーション デベロッパー アソシエイト資格試験

「オートメーション デベロッパー アソシエイト資格試験」は、UiPathを活用したRPA開発の基礎項目を習得し、シンプルな自動化ソリューションを自作できる能力を証明する試験です。

試験概要
評価スキル UiPath Studioを使用した基本的なRPAソリューションの設計・開発能力
出題形式 多肢選択式、ドラッグ&ドロップ、シミュレーションベース
試験時間 90分
言語・費用 英語($165)、 日本語 (23,100円)

RPA開発者としてのキャリアをスタートさせたい新入社員や未経験者をはじめ、社内業務の効率化を担当するIT企画部門、DX推進部門などの担当者におすすめです。

2.オートメーション デベロッパー プロフェッショナル資格試験

「オートメーション デベロッパー プロフェッショナル資格試験」は、REFrameworkを活用し、複雑なビジネスプロセスへの対応をはじめ、再利用可能で堅牢なオートメーションソリューションの設計・開発ができる高度なスキルを証明する試験です。

試験概要
評価スキル REFrameworkを活用した価値ある自動化ソリューションの設計、開発における知識と技術
出題形式 単一回答を含む多項選択式、ドラッグ&ドロップ、シナリオベース・シミュレーション
試験時間 120分
言語・費用 英語($330)、 日本語 (46,200円)

RPA開発チームのリーダーとして大規模な自動化プロジェクトを推進したい方や高品質なRPAロボットを開発して安定的な稼働を実現させたい方におすすめです。

3.特化型 AI アソシエイト資格試験

「特化型 AI アソシエイト資格試験」は、ビジネスプロセスオートメーションにおけるAI技術の現状と特化型AIソリューションの基本的な概念について理解していることを評価する試験です。

試験概要
評価スキル ビジネスプロセスオートメーションにおけるAI技術の状況と特化型AIソリューションの基本的な理解
出題形式 多肢選択式問題、ドラッグ&ドロップ、シミュレーションベース
試験時間 90分
言語・費用 英語($165)、 日本語 (23,100円)

RPAとAIの連携に興味がある方を中心に、高度な自動化を実現したい方、データ入力業務の効率化や非構造化データの処理にRPAやAIを活用したいと考える方におすすめです。

4.特化型 AI プロフェッショナル 資格試験

「特化型 AI プロフェッショナル 資格試験」は、UiPath Document Understanding ™などの製品を活用し、ドキュメントからのデータ抽出、処理といった高度なAI機能をRPAソリューションに組み込むための実務経験と理解度について評価する試験です。受験には、以下UiPath Certified Professional認定資格を取得する必要があります。

  • オートメーション デベロッパー アソシエイト
  • オートメーション デベロッパー プロフェッショナル
  • 特化型 AI アソシエイト
  • RPA アソシエイト (UiRPA)
  • RPA デベロッパー上級 (UiARD)
試験概要
評価スキル UiPath Document Understanding™などの理解と実務経験
出題形式 多肢選択式、ドラッグ&ドロップ、シミュレーションベース
試験時間 180分
言語・費用 英語($330)、 日本語 (46,200円)

非定型文書の処理を自動化し、業務効率を向上させたい方、AIを活用したRPAソリューションの設計から実装までを主導し、複雑なビジネス課題の解決につなげたい方におすすめです。

5.ビジネスアナリストアソシエイト資格試験

「ビジネスアナリストアソシエイト資格試験」は、RPA導入プロジェクトにおいて業務プロセスの現状を分析し、自動化が可能な課題の洗い出しや最適なRPAソリューション設計までを総合的に支援できる知識・スキルを評価する試験です。

試験概要
評価スキル UiPathソリューション製品に関する知識をはじめプロセスの発見、分析など
出題形式 単一回答を含む多項選択式、ドラッグ&ドロップ、シナリオベース・シミュレーション
試験時間 90分
言語・費用 英語($165)、 日本語 (23,100円)

RPAを導入検討している部署でRPA化に向けた企画・要件定義に従事したい方、ビジネス部門とRPA開発チームの連携強化を図りたい方におすすめです。

6.ビジネス アナリスト プロフェッショナル 資格試験

「ビジネス アナリスト プロフェッショナル 資格試験」は、要件収集からプロセス分析、自動化ソリューションの設計・実装までといったRPAプロジェクトを総合的に支援できる高度な知識・スキルを評価する試験です。

試験概要
評価スキル 自動化の設計・実装に関する知識、スキル
出題形式 単一回答を含む多項選択式、ドラッグ&ドロップ、シナリオベース、シミュレーション
試験時間 120分
言語・費用 英語($330)、 日本語 (46,200円)

RPAプロジェクトの責任者としてRPA導入を推進したい方やRPAによる組織的な変革を目指したい方におすすめです。

7.オートメーション ソリューション アーキテクト プロフェッショナル

「オートメーション ソリューション アーキテクト プロフェッショナル」は、UiPath製品について包括的に理解しており、かつ自動化ソリューションの分析・設計・実装・運用・ガバナンスまでを構築・管理できる高度なスキルを評価する試験です。受験には以下の試験から最低でも1つの認定資格を有している必要があります。

  • オートメーション デベロッパー プロフェッショナル 
  • RPA デベロッパー上級 (UiARD)
試験概要
評価スキル UiPath製品について理解しており、自動化ソリューションの分析から運用までに必要なスキル
出題形式 多肢選択式、ドラッグ&ドロップ、シミュレーションベース
試験時間 120分
言語・費用 英語($330)、 日本語 (46,200円)

企業全体のRPA戦略を立案し最適なRPAアーキテクチャを設計したい方、RPAにおける技術的課題を解決につなげ、持続可能な自動化環境を構築したい方におすすめです。

8.テスト オートメーション エンジニア プロフェッショナル

「テスト オートメーション エンジニア プロフェッショナル」は、UiPath Test ManagerやUiPath Studio、UiPath Robotsを使用し、RPAロボットやビジネスアプリケーションのテストワークフローを設計できることの加えて、自動化や管理に関する知識を評価する試験です。

試験概要
評価スキル UiPath Test ManagerやUiPath Studio、UiPath Robotsを使用し、テストワークフローを自動化する知識、スキル
出題形式 多肢選択式、ドラッグ&ドロップ、シミュレーションベース
試験時間 120分
費用 23,100円

RPAロボットの実装前に品質と信頼性を確保するテストプロセスを確立したい方、開発・テストの連携を強化したい方におすすめです。

WinActor(RPA技術者検定)

WinActorの資格であるRPA技術者検定はNTTデータ社が運営している検定です。WinActorの操作スキルとRPA開発に関する知識を評価するもので、企業のRPA推進やRPAエンジニアとしてのキャリアアップに有効です。なお、検定はアソシエイトとエキスパートの2種類あります。

参考:RPA技術者検定 | WinActor NTTデータ

アソシエイト

「アソシエイト」はWinActorの基本操作について理解しており、シンプルなシナリオ作成ができることを評価する試験です。同試験に合格することで、定型業務の自動化を担当する部署においてRPA開発から運用までを総合的に対応可能であることを証明できます。

試験概要
評価スキル WinActorの基本操作、簡単なシナリオ作成、デバッグ能力
出題形式 CBT択、選択式
試験時間 60分/50問
費用 7,150円

WinActorについて理解しており、今後の業務やキャリアアップに役立てたい方におすすめです。

エキスパート

「エキスパート」はWinActorの高度な機能や外部連携などを活用し、複雑な業務に対応可能なシナリオ開発に従事できることを評価する試験です。RPA開発のプロとして高度な自動化に取り組めることを証明できます。

試験概要
評価スキル 高度なシナリオ設計、外部連携、デバッグなどに関する知識
出題形式 CBT択、選択式
試験時間 120分(多肢選択式問題30問/30分、実技問題3問/90分)
費用 21,780円

複数のシステムに関連する複雑な業務フローを自動化したい方、RPAチームを牽引し、技術的に課題解決へと導きたい方におすすめです。

Blue Prism

Blue Prismは大規模な業務環境でのRPA導入・運用に有効なRPAツールです。認定資格は高度なRPA開発や設計、運用にまつわる専門知識が試され、取得によってRPA推進に不可欠な人材であることを証明できます。

なお、Blue Prismの認定プログラムは頻繁に更新されており、試験内容や受験料、前提条件などが大幅に変更されることがあります。正確な情報についてはSS&C Blue Prism University公式サイトをご確認ください。

Developer

「Developer」はBlue Prismの基本的な開発環境と操作方法について理解しており、ビジネスプロセスの自動化を図るためのスキルを評価する試験です。

試験概要
評価スキル Blue PrismのStudio環境におけるオブジェクト・プロセス作成、基本機能に関する理解
言語・費用 $65~$80

Blue Prismに関する学習をはじめ、RPA開発者としてのキャリアをスタートさせたい方、ビジネス部門のニーズについて理解を深め、シンプルな業務自動化をBlue Prismで実装する役割を担当したい方におすすめです。

参考:Blue Prism University | Developer Certification

Professional Developer

「Professional Developer」はBlue Prismの高度な機能を活用し堅牢な自動化ソリューションを設計・開発できるスキルを評価する試験です。なお、同試験は2025年7月31日まで受験可能となっており、後日新たな試験として「Professional Developer」が開催予定です。以前の「Solution Designer」も統合されるようなので、プロセス設計における知識についての設問が増える可能性があります。

試験概要
評価スキル 高度なプロセス開発や外部連携など
費用 $65~$80(2025年7月31日までは半額の$32.50~$45)

大規模なRPAプロジェクトにおいて複雑な業務プロセスの自動化に従事したい方、複数のシステム連携やAPI連携に従事したい方におすすめです。

参考:Blue Prism University | Professional Developer Certification

ROM™ 2 Professional Certification

「ROM™ 2 Professional Certification」は、2024年6月3日にローンチされた認定資格で、RPAの導入から運用までに関するRPM™への理解と適用能力が評価されます。

試験概要
評価スキル ROM™に関する理解など
費用 $65~$80

RPA導入におけるロードマップ策定や導入体制の設計に従事したい方、RPAプログラムの規模拡大における課題を解決し、持続可能な自動化を実現したい方におすすめです。

参考:Blue Prism University | ROM 2 Professional Certification

Technical Architect  

「Technical Architect」は、Blue PrismのRPAソリューションを堅牢性やセキュリティなどを踏まえて設計・実装できるアーキテクチャスキルを評価する試験です。

試験概要
評価スキル Blue Prismアーキテクチャの設計から運用まで
費用 $65~$80

企業全体のRPAインフラ戦略の見直しや立案を通じて最適なBlue Prismアーキテクチャを設計したい方、大規模なRPA導入にあたって運用監視体制などを構築したい方におすすめです。

参考:https://university.blueprism.com/certification/technical-architect-v7

Automation Anywhere(Automation Anywhere Certified)

Automation Anywhereは、世界中で利用されているRPAツールのひとつで、クラウドネイティブなAutomation 360プラットフォームをはじめ、RPAやAIなどさまざまな自動化サービスを提供しています。Automation Anywhere Certifiedプログラムでは、このプラットフォームを活用するために求められる知識・スキルを証明する資格検定です。

Automation 360 Certified Essentials RPA Developer

「Automation 360 Certified Essentials RPA Developer」は、RPAの基礎とAutomation 360プラットフォームの基本的な使い方について習得していることを評価する試験です。RPAについて学びはじめて間もない方や自動化プロジェクトの初期段階に従事する方に向いています。

試験概要
評価スキル RPAの基礎知識に加えてAutomation 360の基本操作、簡単な自動化シナリオの作成など
出題形式 多肢選択式
試験時間 60分/40問
言語 英語
費用 無料

RPAについて何ができるのかを体系的に学びたい方をはじめ、Automation Anywhere Automation 360の主要項目について理解を深めたい方、RPA開発における基礎を固め、より上位の資格取得を目指したい方におすすめです。

参考:Essentials Certification | Intelligent Automation Certifications | Automation Anywhere University

Automation 360 Certified Advanced RPA Developer

「Automation 360 Certified Advanced RPA Developer」はAutomation Anywhere Automation 360プラットフォームにおけるRPA開発の核の部分であるBot開発スキルを評価する試験です。Control RoomやBot Creatorなどの主要パッケージを使いこなし、複雑なビジネスプロセスを自動化するための実践的能力が試されます。

試験概要
評価スキル Automation 360プラットフォームでのBot開発スキルやパッケージの活用など
出題形式 多肢選択式、実技ベースのシミュレーション問題
試験時間 90分/60問
言語 英語、日本語、スペイン語、ポルトガル語
費用 $100~110(再受験は$50~55)

Automation Anywhere Automation 360を活用して中〜大規模なRPAプロジェクトにてBot開発をリーダーシップを図りながら取り組みたい方、複数のシステム連携やAPI連携などを伴うRPAソリューションの設計・実装を行いたい方におすすめです。

参考:Advanced Certification | Intelligent Automation Certifications | Automation Anywhere University

Automation 360 Certified Master RPA Professional

「Automation 360 Certified Master RPA Professional」はAutomation Anywhere Automation 360プラットフォームの機能を網羅的に理解し、RPAソリューションの設計から最適化までを総合的に行えることを評価する試験です。なお、受験に際しては「Automation 360 Certified Advanced RPA Developer」を取得している必要があります。

試験概要
評価スキル Automation 360の高度なBot開発やワークロード管理など幅広い知識と実践能力
出題形式 多肢選択式、ケーススタディ、実技ベースのシミュレーションなど
試験時間 120分(出題数については非公開)
言語 英語
費用 $200~220(再受験は$100~110)

Automation Anywhere認定資格の最上位試験であるため、企業全体のRPA推進をはじめキャリアアップを目指す方、RPAアーキテクトやリード開発者など、RPA戦略から実行までに従事する方に向いています。

参考:Expert Certification | Intelligent Automation Certifications | Automation Anywhere University

関連記事:RPA市場規模の推移と今後の展望|導入企業が増加する理由やシェア率が高いツールを紹介

RPAの資格を取得するメリット

ここでは、RPAの資格を取得することによってどのようなメリットがあるのかについて解説します。

アピールポイントが増える 

RPAは大企業を中心に導入する企業が増加傾向にあります。そのため、RPAの資格は、就職活動や転職活動の際のアピールポイントとして活躍します。RPAは近年企業単位では注目されてはいますが、就活生や転職活動中の方にはまだまだ浸透しきっておらず、社会的にもRPAが開発できる人材は多くはありません。そのためRPAの資格を持っていることは、採用の判断材料としては強みになります。

またこれからRPAのフリーランスとして活躍したい方もこの資格をもっていると、それが一つの信頼に繋がり、次の案件への足がかりにもなる可能性があります。

客観的評価を得られる

RPAは実践的なスキルが求められることに加えて評価につながる分野ですが、どれだけ知識や経験があっても、それらを客観的に証明することが難しいのも現実です。そのようなときに各資格を取得しておくことで、自身のスキルレベルを明確に示すことができます。また資格保有者であることによって選考が有利に進んだり、社内の信頼性向上につながったりすることもあります。

収入アップやキャリアアップにつながる

RPAスキルは現在、多くの企業が求める能力のひとつです。少子高齢化によって人手不足が深刻化するなか、さらにデジタル技術に精通したデジタル人材の不足も問題となっています。つまり、RPA資格を取得することで高い需要を埋められる人材となり、収入やキャリアパスに直結するといったメリットにも期待できます。

RPA資格を取得する|有効な勉強方法

RPA資格では、基礎や応用などを含む知識的な部分に限らず、ビジネスシーンで活用・応用できるための実技的な能力も求められます。ここからは、RPA資格を取得する上で参考にしてほしい有効な勉強方法について解説します。

過去問を使う

試験勉強の基本中でもある過去問の活用はRPA資格も例外ではありません。過去問を活用することで試験形式や出題される知識の深さなどを具体的に把握できます。また、過去問を解くことで自身の弱点も特定できるため、ピンポイントで勉強すべき項目が洗い出しやすくなります。

何度も繰り返し解いた後は、実際に時間を図りながら取り組むことで、どの問題にどのくらいの時間を要したかなどが把握できるので、試験時の時間配分を算出することも可能です。

RPAツールを活用する

RPA資格の多くはツール操作やシナリオ開発スキルが問われます。そのため、受験を検討する際はRPAツールに実際に触れることも念頭に置きましょう。近年では無料版を導入するツールも多く展開されているため、必要に応じて使い分けてみるとさまざまなツールの実用スキルを身につけることができます。

資格取得支援サイトなどを活用する

座学やツール活用でも不安があるときは、資格取得支援サイトを活用する方法もおすすめです。UdemyやCourseraなどのオンライン学習プラットフォームやeラーニングなどがあるので、使いやすさや覚えたい知識に合わせて利用してみましょう。

UiPathやPower Automateはすぐに知識を身につけられるサービスがある

現在UiPathでは、テキスト、ビデオ、サンプルプログラム、演習など、さまざまなコンテンツが使用できる無料学習プラットフォームが公開されており、充実したサービスを使いながら知識・技術を身につけることができます。

またMicrosoft社によるRPAツール「Power Automate」では、Microsoft社公式ホームページで公開された使用方法を参考にすることで基礎的な知識・技術を身につけられます。

RPA資格取得における注意点

RPA資格取得においては、以下項目に注意しましょう。

  • 業務に必ず活かせるわけではない
  • コストが掛かる
  • 学び続ける必要がある

RPA資格を取得しても、必ずしも業務に活かせるわけではありません。携わる部署によってはさらに上位の資格を求められる場合もあるため、業務によっては別途資格取得が伴い、コストが掛かる可能性があります。

RPAツールは日々進化しており、それに伴って資格の内容もアップデートされることがあります。新たな資格が登場したり、既存の資格が統合されたりするため、常に最新情報をチェックしながら継続的な学習が必要です。

RPAツールの進化と共に自身のスキルもアップデートする必要があることも、念頭に置くことが大切です。

まとめ

RPAはビジネスシーンにおける効率化とDX推進に大きく貢献する最先端技術です。RPAスキルを有する人材需要は今後、ますます高まることが予想されていることから、資格取得によって希少価値のある人材へとキャリアアップできるでしょう。

なおUiPathやPower Automate Desktopなど、さまざまなRPAツールスキルを身につける上では、自主学習では難しさを感じることも少なくありません。そのようなときはPeaceful Morningが提供する「Robo Runner」をぜひご利用ください。RPAツール経験が豊富なプロが多数在籍しているため、サービスを通じて知識的・技術的な疑問を解決しながら実用へとつなげます。

チャットでの質問をはじめ画面共有を使ったオンライン相談にも対応しているので、初歩的・専門的を問わず疑問を素早く解決させながら自身の知識・技術を向上できます。

RPA資格を取得する際は本記事やRobo Runnerを活用しながら試験突破を目指し、新しいキャリアへのパスポートを手に入れましょう。

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