2019年 ITトレンド RPAツール部門1位の「パトロールロボコン」とは? 特徴や価格を詳しく解説！

近年、急速にIT化が進み、さまざまな業務の自動化やリモートワークの普及によって、働き方も大きく変わってきています。働き方改革の推進により、時短勤務も増え、「業務の効率化」はどの企業でも無視できない課題となっています。業務効率化を実現するうえで、近年RPAが注目を集めているをみなさんご存じですか?

RPAは「Robotic　Process　Automation」の略称で、「ソフトウェアによるロボット化でホワイトカラーの仕事を効率化する業務自動化技術」を意味します。大手企業をはじめ、業務の効率化のためにRPAを導入している企業が増えています。今回紹介するパトロールロボコンは、「ITトレンド」という1000万人以上が利用する法人向けのIT製品比較サイトで2019年上半期ランキングでRPAツール部門1位を獲得した注目のRPAツールです！

純国産で、高性能なRPAツール「パトロールロボコン」はどんな特徴があるのか、この記事で詳しく解説します！
参考：純国産・高性能RPAツール「パトロールロボコン」がITトレンド年間ランキング RPAツールで1位達成！

1 パトロールロボコンとは？
2 パトロールロボコンの特徴と魅力
3 パトロールロボコンの導入事例
- 3.1 事例①CTCシステムマネジメント株式会社
- 3.2 事例②トッパンフォームズグループ
4 パトロールロボコンの価格
5 無料トライアルについて
6 RPAツール選びでお困りの方に
7 システム運用業務に適したパトロールロボコン

パトロールロボコンとは？

HPより引用　https://www.comsq.com/

「パトロールロボコン」とは、株式会社コムスクエアが開発した運用業務の自動化を可能にしたRPAツールです。株式会社コムスクエアは、1989年の創業から自社でデータセンターを運用していました。20年以上前、自社で利用するために開発した「パトロールクラリス」というサーバー監視・ネットワーク監視ソフトウェアは、国内で4000社以上の企業が利用しており、ITインフラのプロも採用しています。国産エージェントレス監視としては実績No.1であり、IT業界に欠かせないソフトウェアといっても過言ではありません。

「パトロールロボコン」は、そんなIT業界で実績のある株式会社コムスクエア提供しているIT運用・システム運用の自動化に適したRPAです。従来は「人」が画面を見て判断していた調査・復旧・報告といったマウスやキーボードを使って手作業で行っていた業務を、自動入力し、状況に応じて自動処理する機能を持っています。

参考：サーバ監視やネットワーク監視の統合監視ソフトウェアならパトロールクラリス | コムスクエア社が自社開発・販売する統合監視ソフトウェア「パトロールクラリス」の公式サイトです

パトロールロボコンの特徴と魅力

引用：パトロールロボコン公式サイト　https://patrolclarice.jp/lp/robocon/

こちらでは、パトロールロボコンはどのような特徴があるのか、従来の自動化ツールと何が違うのかを詳しく解説します！

①システム運用に適したRPAツール

従来の自動化ソフトは、様々な制限があったり、特定の操作のみしか自動化できず、人の判断や手作業に頼らざるをえないという課題がありました。パトロールロボコンは従来の自動化ソフトとは違い、より「人と同じ目線」で仕事をすることができます。従来の自動化ソフトは、製品（0S/ミドルウェア/アプリケーション）にコマンドが存在するシステム操作・処理しかできなかったことに対し、パトロールロボコンは、コマンドラインやAPIのない運用作業でも自動化が可能です。

また今まで自動化が難しかったという業務でも操作・処理するパトロールロボコンはシステム運用に適したRPAツールであるため、大規模かつ複雑な業務でも自動化を実現することができます。

②プラットフォーム依存性が低く、自由度が高い！

新たにRPAツールを導入する際、「使用しているアプリケーションがRPAツールに対応していない」「複雑な条件のため自動化構築が難しい」といったさまざま障害があることによって導入を諦めてしまう方も多かったのではないでしょうか。パトロールロボコンは、各種アプリの制御に制限もなく、既存ツールやプロセスもそのままにして自動化構築ができるため、スムーズに導入できます！

多くのRPA製品は簡易的な自動化に適しているため、「この操作はこのRPAツールでしかできない…」といった特定業務専用RPAになりがちですが、パトロールロボコンは、キーワード単位や、複数条件も簡単に適切に制御できるため、複雑な条件分岐でも対応可能なツールです。また、仮想環境やクラウド対応でも対応しており、クライアントPCやリモートデスクトップでも自動化可能であることも魅力です。

③構築が簡単でスムーズに導入可能！

パトロールロボコンにはRubyやPHPといった汎用言語を使用しているため、RPAツールを使うために新たに言語を習得する必要がないという特徴もあります。また、Analyzerをはじめ50種類以上のプログラムの生成支援ツールのサンプルがあるため、

ゼロから自動化を構築する必要がないことも特徴です。このサンプルがあることで、プログラミングをできるだけしなくて済むようになっています。導入する際に複雑な構築がないため、他のRPAツールと比べ導入しやすいことも魅力です！

参考：パトロールロボコン機能紹介ーパトロールロボコン

パトロールロボコンの導入事例

こちらではパトロールロボコンを実際に導入した企業を紹介します！

事例①CTCシステムマネジメント株式会社

まず初めに紹介するのは、情報・通信業のCTCシステムマネジメント株式会社です。CTCシステムマネジメント株式会社は、パトロールロボコンを業務の中核に置き、さまざまなソフトウェアと連携することによって、年間で約3600時間の削減を実現しました。

CTCシステムマネジメント株式会社は、ITシステム運用のサポートをメイン事業としている会社です。リモート運用サービスという事業の効率化のためにパトロールロボコンを導入しました。このサービスは、顧客がITツール運用のために行っている運用・監視・障害復旧といったサービスをリモートで代行するというサービスで、13名のオペレーターがシフトで担当していたそうです。

取引企業は多種にわたり、企業ごとに対応内容も異なるため、顧客が増えていくにつれ対応が追いつかなくなってしまったことが課題としてありました。パトロールロボコン導入後は、リモート運用を提供した取引先で月約50時間の削減を実現し、業務の効率化だけでなく、品質面の一定化も実現しました。

参考：CTCシステムマネジメント株式会社ーパトロールロボコン導入事例

事例②トッパンフォームズグループ

（トッパン・フォームズ株式会社・トッパンフォームズオペレーション株式会社）

続いて紹介するのは、システム運用サービスや電子決済サービスなど、情報を核とする様々なソリューションを展開するインフォメーションマネジメント企業であるトッパン・フォームズ株式会社です。トッパン・フォームズ株式会社とグループ会社　トッパンフォームズオペレーション株式会社が提供するRPAのトータルサポートサービスに、パトロールロボコンが選ばれました。

パトロールロボコンが選ばれた理由は、他のRPAツールでは実現しきれない高度で複雑な運用業務の自動化が可能であったという点に加え、。また、パトロールロボコンが幅広い顧客にも対応できるという点から、数あるRPAツールの中で選ばれました。

参考：トッパンフォームズ株式会社ーパトロールロボコン導入事例

パトロールロボコンの価格

パトロールロボコンには、「基本ライセンス」・「ブースターパック」・「ブースターパック＋クイックロボコン」といった3つのライセンスプランがあります。

引用：パトロールロボコンの価格ー株式会社コムスクエアhttps://patrolclarice.jp/licence

基本ライセンス

マネージャー1台＋ロボ2台

〜用語解説〜

マネージャー: 開発した自動化シナリオプログラム（Job)を管理、実行するソフトウェア　
ロボ：人に変わってJobを実行するソフトウェア　

※それぞれ1台ずつ追加可能

ブースターパック

基本ライセンス＋グラフィックパターンオプション（画像認識機能）
※マネージャーとロボはそれぞれ1台ずつ追加可能

ブースターパック＋クイックロボコン

ブースターパックにクイックロボコンという録画型のRPAツールを追加したパックです。

注意点として、クイックロボコン単体での購入はできません。
※マネージャーとロボはそれぞれ1台ずつ追加可能

それぞれの詳細や価格について公式サイトからお問い合わせください。
参考：パトロールロボコンの価格ー株式会社コムスクエア

無料トライアルについて

パトロールロボコンはデモのお申し込みも受け付けています。
詳細なお見積もりなどをご要望の際は、公式サイトまでお問い合わせください。

公式サイト：お問合せ、デモのお申込み「パトロールロボコン」

RPAツール選びでお困りの方に

RPAを導入したいけどツールの価格がネット上に出てこなくてよくわからない。RPAツールやRPAツールを扱う代理店が多すぎて何をどこの代理店から買ったら良いかわからない。といった悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか？ツール選定する軸には様々な見方があり、それらを考慮して、50種類以上のRPAツールの中から自社に合ったRPAツールを比較するのは非常に難しいです。

そのような悩みをかかえる企業の担当者様にむけて、RPA専門メディア「RPA HACK」では、専任のコンシェルジュがお客様の要望（予算、RPAツールを使う方のレベル、自動化したい業務・アプリケーション等）にあったRPAツールを複数種類選定し、それらのツールを扱う良質な代理店をマッチングする「RPA HACKミツモリ」を行っています。

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