UiPathのSAPに対する4つの取り組み

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2019年ガートナーのマジック・クアドラントRPA部門で「実行能力」と「ビジョンの完全性」において最高評価を獲得するなど、勢いの止まらないUiPath。

今回はそのUiPathがSAPに対して行っている4つの取り組みについてご紹介します。

4つの取り組み

BAPI連携ツールの製品への組み込み

Graphical User Interface(GUI)を介さず、Workflowより直接SAPシステムへのデータの登録・変更・抽出等の処理が可能です。

登録のスピードが速く安定しているのが特徴です。

SAP向け共通部品(SRC)の無償提供

共通部品(UiPath Reusable Component for SAP® ERP・SAP S4/HANA®)を利用することで開発時間を半分以下に抑制することが可能です。

部品単位でパラメーターを渡すだけで該当する作業を終わらせることができます。

SRCはすべて日本のチームによって作られていて、ここで作ったSRCがUiPath Go!にアップされています。

窓口が日本なので改修や追加機能の依頼があればすぐに対応していただけるとのこと。

日本のユーザーにとってはありがたい話です。

SAPPHIRE NOWへの展示

SAP社主催のSAPPHIRE NOW(2019年5月7日-9日@米国フロリダ州オーランド)に大手RPAベンダーとして唯一の出展。

2019年7月11日に開催されたSAPジャパン主催のイベント「SAP NOW Tokyo 2019」にも出展しました。

SAP社とパートナー契約を締結

SAP社とパートナーシップ契約 PartnerEdge Service を締結。

SAP×UiPath連携を推進しています。

SAP Automation by UiPath

購買発注伝票・受注伝票・会計伝票等の各種伝票登録、各種マスタ登録・変更、各種帳簿作成などのほか、さまざまな業務を自動化することが可能です。

月末だけまとまってたくさんの作業をしなければならない、項目が多すぎて集中力が切れてしまい入力ミスをしてしまう、大量のルーチンワークでモチベーションが下がる、といった問題点を解決することができます。

UiPath Reusable Component for SAP®ERP・SAP S4/HANA®(SRC)

エンドユーザー向けの機能です。

従来の開発であればアクティビティを使用して対象項目を一つずつワークフローで定義し、必要に応じてループ処理や分岐処理を追加定義し、エラーハンドリングも考慮する必要がありました。

SRCにはデフォルトでこれらが定義がされているため、必要な情報を渡すだけで自動化を行うことができます。

例えばログオン部品を使えば環境情報とID、パスワードを渡すだけでSAPの起動からログオンまでを自動化することができます。

※SRCではBAPIが用意されているものに対してはBAPIを使用することで速度や安定性を確保しています。

これにデータ抽出部品やログオフ部品などを組み合わせることにより、起動してログオン、データ抽出してダウンロード、ログオフまでをすべて一連の流れとして実行できるようになります。

BDC Data Create Activity

SAPのバッチインプットセッション(SM35)から出力されるファイルをテキスト形式⇔エクセル形式に相互に変換するアクティビティです。

バッチインプットセッション画面からテキスト形式で出力した場合、対象レコードが縦に出力されるため編集が容易ではありませんが、こちらのアクティビティを利用することで1レコードがエクセルの1行として表示されるため、非常に編集しやすいです。

一括変更機能やアドオン項目の一括登録機能としても利用できる隠れた便利機能として重宝します。

参照元(ECC):https://go.uipath.com/ja/component/src_activity-for-sap-erp
参照元(S/4HANA):https://go.uipath.com/ja/component/src_activity-for-sap-s-4hana

UiPath BAPI Automation for SAP ERP・SAP S4/HANA

パートナー向けの機能です。

Graphical User Interface(GUI)を介さず、バックグラウンドでSAPにアクセスし、データの登録・変更・抽出等を行うことができます。

SAP標準のBAPIのみならず、パートナーの環境で開発した汎用モジュールも呼び出すことができます。

SAP社提供の“SAP.NETコネクタ”を利用したソリューションのため、自動化だけでなくスピード、運用性の向上も同時に実現しています。

SRCの今後の展開

Basic Package(SAPを利用するにあたり、一般的に利用する機能のパッケージ)は2019年1月30日にすでにリリースされています。

Master Package(主要モジュールで頻繁に利用するマスタデータに対する処理機能のパッケージ)も2019年6月17日にリリースされました。

Transaction PackageやBASIS Packageも順次リリースされ、年内にはほぼすべてが揃う予定とのことです。

まとめ

SAPのユーザー企業にとってはまさに待望のサービスです。

今後のUiPath×SAPの動向から目が離せませんね!

 

 

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