2019年1月28日に開催された「RPA勉強&LT会!RPALT vol.6」。
今回は、Blue Prismさん、Robotic CrowdさんなどRPAベンダーさんのセミナー枠があったり、ソフトではない、ハードRPAが登場したりととても盛り上がった会になりました。
参加できなかった方も当日の雰囲気を感じていただけるようにレポート記事を書きましたのでご覧ください。
(内容というよりは雰囲気重視の記事になっています!)
目次
当日プログラム
時間 | 内容 | 発表タイトル |
---|---|---|
19:00 | 開場 | 受付開始 |
19:30 | オープニング: RPACommunity Mitz | コミュニティ&趣旨説明 |
19:35 | スポンサーLT:慈永さん@SoftBank | RPAを「観ずる」 |
19:40 | セッション① Blue Prism 市川さん | 10分でわかる!Blue Prism 超入門 |
19:50 | セッション② Robotic Crowd 福田さん | クラウドでRPA? Robotic Crowd 体験 |
20:00 | 休憩 | |
20:10 | スポンサーLT: 山口敬太@ソフトバンク | RPAで簡単に意思決定をさせる方法 |
20:15 | LT開始 | |
木村裕之@セゾン情報システムズ | 複数の端末で!! RPAを繋げてみよう | |
大谷亮介@SBIプロセス・イノベーター | RPAよくある失敗 | |
鎌田 猛@Minoriソリューションズ | 仮)事例 | |
小栗英世@VidyaTechnology | ソフトRPAからハードRPAへ。USBでRPAを実現!ポケットRPA | |
水野聰@アーネスト | ニューロダイバースとRPAエンジニア | |
玉岡諒太@RPAテクノロジーズ | ~「RPA」に出会って「仲間」と冒険する~「RPA」と「仲間」と「あなた」の物語 | |
20:50 | クロージング:RPACommunity 呉 | 総括 |
21:00 | 懇親会開始 | |
22:00 | 完全撤収 |
会場の雰囲気
今回、会場になったのは汐留にあるソフトバンクさんオフィス。
100人以上入る広い会場・・・にもかかわらず満席の熱気で圧巻でした!
参加費は500円でおつまみとドリンク。意外にもビールではなくジンジャエールが最初になくなってしまいました…。
セッション・LTの様子
RPAを「観ずる」
登壇者 :ソフトバンク慈永さん
RPALTではおなじみの寺リーマンこと慈永さん。
今回はソフトバンクさんの会場を提供いただきました。
自動化における人の大切さを説いたLTで「情報革命は人を大切に。」という締めの言葉が強く印象に残った登壇でした。
10分でわかる!Blue Prism 超入門
登壇者 :Blue Prism 市川さん
市川さん「Blue Prism知っている方いますか?」
一同 (大半の手が挙がる)
市川さん「こんなマイナーなツール、皆さんご存知なんですね・・・!」
一同 (爆笑)
自虐を織り交ぜた軽妙なトークで会場を沸かせた市川さん。Blue Prismは年間120万円から始められるよ、テスト環境、開発端末、運用端末、課金しないよ…など、Blue Prismは高い…!と思っていた方はイメージが変わったのでは?
デモを見てBlue Prism触ってみたい!という方は多くいたのでは?というセッションでした。
クラウドでRPA? Robotic Crowd 体験
登壇者:セッション② Robotic Crowd 福田さん
クラウド上で動作するRobotic Crowdについて福田さんからプレゼン。
福田さんの以下の言葉、すごく響きました・・!
福田さん「Robotic Crowdは将来的にパソコンの全てがWeb上で動作するという考えのもと、あえてデスクトップ画面の操作は排除した」
RPAで簡単に意思決定をさせる方法
登壇者:ソフトバンク山口敬太さん
ビジネスルールマネジメントシステム「Velox BRMS」とUiPathを組み合わせて、マインスイーパーを行うというデモがありました。
定型作業はRPA、定型判断はVelox BRMSに任せれば、より自動化できる範囲が拡がりそうだなと感じた次第です。
複数の端末で!! RPAを繋げてみよう
登壇者:セゾン情報システムズ木村裕之さん
端末2台を使ったデモ!
Microsoft純正のリモートでアプリを操作できるPsExecの話があり、使ってみたいなと感じた次第です。
RPAよくある失敗
登壇者:SBIプロセス・イノベーター大谷亮介さん
RPAよくある失敗エピソードにみな興味津々。
よくある失敗例としてお話されていた点が
・体制を整えないでRPA 導入
・業務マニュアルが役に立たない
・ロボット作成コストが不釣合い
等がありました。
特に、ロボット作成者が業務内容をしっかり把握しているので「引き継ぎ資料なし、開発時の設計資料もなし…」が野良ロボット問題を引き起こしているといった話、、そのとおりだよな〜。
MinoRobo導入事例
登壇者:Minoriソリューションズ鎌田 猛さん
おつまみをポケットマネーで提供くださった鎌田さん。
MinoRobo自体のリグレッションテストにMinoRoboを適用していて、既存機能を保証するため2000件のテストケースが存在しているそうですが、それを10分でやるそうです…。
導入事例を出させてもらいたい導入顧客において、月250時間短縮…導入効果がこんなに出てしまうと導入顧客の商品の販売価格に影響出てしまうので事例出さないでくれ…!と言われてしまったエピソードに会場全体が笑いに包まれました…!
ソフトRPAからハードRPAへ。USBでRPAを実現!ポケットRPA
登壇者:VidyaTechnology小栗英世さん
新しいことにチャレンジしている小栗さん!!
ボタンとマイコンとUSBだけで動くハードRPAを作成してデモ・・・!その情熱に感動しました・・・!
小栗さんファンがたくさんできたのではないでしょうか?
ニューロダイバースとRPAエンジニア
登壇者:アーネスト水野聰さん
アーネスト水野さんから「ニューロダイバースをご存知ですか?」という質問に対して、ほとんど手が上がらなかった会場。
「ニューロダイバシティ(脳の多様性)」という考え方が欧米では浸透しており、発達障害のある方たちはIT分野においてテスターとして健常者よりも130%の生産性、プログラミングの習熟スピードも3倍とのこと。
「イノベーションは十中八九異能によってもたらされる」
アーネストでの発達障害を持つ方をRPAエンジニアとして育成する取り組みに多くの可能性を感じたLTでした。
過去のアーネストさん特集記事↓
~「RPA」に出会って「仲間」と冒険する~「RPA」と「仲間」と「あなた」の物語
登壇者:RPAテクノロジーズ玉岡諒太さん
玉岡さんはRPAをRPGをかけて、RPG風なLT。
4つのPを使って乗り切ろうということで以下4つ意識してRPAプロジェクトを進めましょう!という話がありました。
Passion 未知の世界を切り開く情熱を
Project 乗り切るだけのしっかりした計画を
Play 楽しく作れる環境を
Peer 知恵を結集して難題に立ち向かう。ともに立ち向かう仲間を
懇親会&まとめ
セッション終了後は、集合写真撮影ののちお酒片手に懇親会!
主催の呉さんよりRPA Communityは全国に拡がっていくとの話があり、さらなるコミュニティの発展が楽しみです!
今後の開催イベントも楽しみにしています・・・!
RPAコミュニティに関するイベント情報はこちら!
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