RPAに関するニュースをウォッチしている方はプロセスマイニングについて聞く機会が少しずつ増えてきているのでは?と思っています。今回は気になるプロセスマイニングについて取り上げます。
先日のカオスマップのアップをきっかけに、いろんな方から声をかけて頂く機会があり、とてもありがたい毎日を送っています!
とくに、メッセージのやり取りなどで、新しい情報をいただけることも多いので、まだまだ知られていないことや整理されていない情報がRPAの領域は多いなとひしひし感じています・・・!
RPA HACK(ハック)としては、「RPAに関する情報を整理し正しく伝え、日本のデジタルトランスフォーメーションに貢献する」ことをモットーに頑張ります!
【プロセスマイニングに関する参考記事】
プロセスマイニングについてのまとめ
目次
プロセスマイニングとは?
企業内のさまざまな業務システムに蓄積されているイベントログなどから業務プロセスを可視化し、分析する手法・ツールのことである。
企業内で行われる仕事は複雑で難しいが、システム上のデジタルフットプリントをもとにデータ集積。例えば基幹システムで行う購買作業がどのようなプロセスになっているのかデータをもとに可視化することが可能。
※プロセスマイニングでの分析画面
プロセスマイニングとRPAの連携
RPAの導入を検討する際、そもそも業務フローが可視化されていないケースが多く、それが原因で導入がうまくいかなかったというケースをよく聞く。
また、業務フローがあったとしても、そのフローが正しいフローなのか、不効率なフローになっているケースも多い。
Process Mining in preparation for the full success of RPA
Process Mining doesn’t only provide assistance to companies in identifying those processes whose automation promises the highest ROI. With Process Mining, selected processes can be optimized before an RPA implementation, and errors can be avoided in advance. However, RPA makes processes faster but not better, which means that if a company automates an incorrect process, it does not increase efficiency ? incorrect processes only run faster. Process Mining leverages enterprise data to automatically reconstruct actual operations, uncovering and eliminating inefficiencies before a process is automated. With this new possibility of visualization, Process Mining enables companies to fully exploit the improvement potential of RPA.
こちらの記事にも書かれているように、誤ったフローをRPAで自動化した場合、誤ったフローが早く終わるようになるがそのフロー自体を見直して自動化する場合に比べると効果が薄い。
プロセスマイニングは、プロセスを可視化・分析することを支援し、効果的にRPAで成果を出す手助けとなりうるテクノロジーだ。
celonisについて
プロセスマイニングの世界トップはcelonis(セロニス)というドイツの会社である。
2011年設立で、ドイツのSAPやシーメンス、ボーダフォンなど、名だたる大手企業と取引をしている。SAPやOracle、Microsoft Dynamicsなど主要な業務ソフトウェアの連携コネクタを提供しており、SAPとの連携が強い点が特徴。
celonisの画面がこちら。
ここまで可視化できたらすごい・・・!
今後の日本市場でのプロセスマイニング×RPAの動きから目が離せません…!
本日はプロセスマイニングとRPAの連携を紹介しました。
プロセスマイニングについてもっと深いことを知りたい方はこちら↓
Robo Runnerに関する記事↓
コメントを残す