RPAのツールとしては、日経においてはWinActor、Bizrobo!、外資はUiPath、Automation Anywhere、BluePrismなどが有名ですが、日々のニュースを見ているとそれ以外のツールの実績もプレスリリースベースで発表されています。
上記のツールと比較して、どんな特徴があるのか?をまとめている第三者的な記事が少ないのが現状でして今回は、なかなかRPAツールとして名前を聞かない会社のものも含めて、ニュースが多かったので、ツールに関する紹介とともにニュースをまとめます。
目次
NEC、AutoMate、ipaSのRPAツールについて
■福岡市、NTT西、NECがRPA適用の共同研究
以前、自治体のRPA導入状況をこちらの記事でまとめましたが、福岡市の検証開始の記事。ツールは、NECの「NEC Software Robot Solution」。
HPを見ると純国産でマニュアル、インターフェースが日本語という売りがありますが、ツール的な強みはあるのかとは思うのですがHP上からはよくわかりませんでした・・・(わかる方いたらコメントください!)
導入実績としては、パイオニアや南都銀行の導入実績があるとのこと。
パッケージシステムのカスタマイズ費用とRPAの導入効果・費用を比較していくとのこと。
今回の共同研究は、住民記録システムへの転入届等の入力業務・通知書作成業務などの領域における既存のパッケージシステムへのカスタマイズ費用とRPAの導入効果・費用を比較検討し、導入効果測定、有効性検証を行う。
■RPAツール「AutoMate」をクラウドから提供?
ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスなどを行うZation(江東区)は10月16日、クラウド環境で利用できるRPAツール「AutoMateクラウド」を発表。Helpsystemsが開発するRPAツール「AutoMate」を、Zationが用意するAmazon Web Services(AWS)の占有環境で提供するとのこと。
税別で月額10万円からと安価に提供。
この価格を見るとSMBでも使えそうな価格帯ですね。クラウドRPAはBizteXなど力を入れており、オンプレミス型よりも導入が容易なので注目です。
Helpsystemsは米のミネソタで1982年に設立された会社でIBM製品の取り扱いをメインで行っているとのこと。(日本ではAutoMateを三和コムテックが販売しているとのこと)
■属人化していた業務を洗い出してRPAで自動化
現場での使いやすさでipaSを選択
読売新聞系列の広告会社で新聞折込広告をコア業務とする読売ISが、業務のRPA化に取り組み10月より全社展開を行っているとのこと。デリバリーコンサルティングのRPAソフト「ipaS(アイパス)」を導入。
詳しくは以下。
業務自動化ソリューション ? ipaS | 株式会社デリバリーコンサルティング
多くのツールがある中でどのツールを選ぶべきか見分けるポイントとして、自社と近しい規模、業界の会社がどのツールを使っているのか?それが成功しているor失敗しているのか?といった点をベンダーなどに聞いてみるのが一番良い方法です。
ツール、コンサルティングファーム、導入するパートナー企業など、RPAに関するエコシステムを明日はまとめたいと思います!
また明日~~!
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