「Global Power Platform Bootcamp Sapporo」イベントレポート

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2020年2月15日、雪が舞い散る札幌で熱いイベント「Global Power Platform Bootcamp Sapporo」が開催されました。「Global Power Platform Bootcamp」は、マイクロソフト社のPower Platformについて詳しく知りたい人を対象に専門家やコミュニティリーダーがセッションを行う大注目のイベントで、世界各国で開催されています。

「Global Power Platform Bootcamp Sapporo」では、マイクロソフト社の吉田大貴さんとMicrosoft MVP(Microsoft製品やテクノロジーに関する豊富な知識と経験を持ち、優れた能力を幅広いユーザーと共有している個人として表彰された方)4名が登壇する大変貴重な機会となりました。

【基調講演】MicrosoftのPower Platformがエンジニアにも非エンジニアにも今後必要になる理由

基調講演では、Microsoft Corporation Power Platform|Engineering|Power CAT Senior Program Managerの吉田大貴さんが登壇し、Power Platformがエンジニア・非エンジニアに与える影響についてお話いただきました。

Power Platformはマイクロソフト社が提供するデジタル変革をもたらすためのサービスの1つです。「IT部門にすべてを頼っていてはIT部門の負荷が高くなり、デジタル変革のスピードに追い付けない。Power Platformは現場の非エンジニアが市民開発者となり、より多くを達成出来るようにすることにフォーカスしてデジタル変革を後押しする。」とのことです。

また、テクノロジーの民主化はキャリア変革をもたらすとして、Power Platformの活用によりキャリアが変化した非エンジニアとエンジニアの事例が紹介されました。さらに最近の事例として、市民開発者の一人がPower Platformを使いコロナウイルスの情報共有アプリケーションをたった3時間で作成したそうです。そのアプリケーションは全世界に公開され、1か月もしないうちに約80か国、11,000名に利用されています。Power Platformの手軽さ・利便性を象徴する事例だと感じました。

【セッション】

セッションでは、Power Platformを構成する4つのサービス「Power Virtual Agents」「Power Automate」「Power BI」「Power Apps」について、サービスの概要や実際の使い方などを詳しくご紹介いただきました。

Power Virtual Agents の基本と Power Platform における位置付け

清水優吾さん(Microsoft MVP for Data Platform – Power BI)によるPower Virtual Agentsのセッションです。

Power Virtual Agentsとはノーコードでボットが作成出来るサービスです。清水さんが作成したじゃんけんボットのデモンストレーションが行われ、Power Virtual Agentsの使い方や、Power Automate、Power BIとのデータ連携についてご紹介いただきました。Power Virtual Agentsでボットを作成する際のポイントは、1つのTopicをシンプル・コンパクトに作ることだそうです。

じゃんけんボットの作り方はQiita(プログラマのための技術情報共有サービス)に掲載されています。発表スライドでも紹介されていますので、興味を持った方は実際に作成することが可能です。

Work automation with Power Automate

小尾智之さん(Microsoft MVP for Microsoft Azure)によるPower Automateのセッションです。

Power Automate(旧:Microsoft Flow)とは処理の自動化を行うiPaas(クラウド統合プラットフォーム)サービスです。昨年11月に追加された注目のRPA機能「UI flows」の紹介や、オンラインストア運営における注文メールの受領から商品到着後のお礼メール送信といったデモンストレーションが行われました。コネクタとUI flowsは、コネクタの有無だけではなくAPI利用コストなども考慮して使い分ける必要があるそうです。2020年中にリリース予定の機能も多く、進化し続けるPower Automateから今後も目が離せません。

Power BI とは – 2020

かがたたけしさん(Microsoft MVP for Data Platform)によるPower BIのセッションです。

Power BIとはデータの可視化・分析をサポートするサービスです。そもそもBIとは何かという基本から、Power BIの特徴までをご紹介いただきました。Power BIはすぐに使える状態なので使わない理由はなく、まずは触ってみるのが早いそうです。BIで利用するデータは機密性が高く取り扱いに注意が必要ですが、Power BIの強固なコンプライアンス維持の仕組みに驚嘆しました。

かがたさんが主催するPower BI勉強会が2月29日(土)に東京で開催されます。オンラインでも参加出来ますので、Power BIに興味を持った方はぜひお申込みください。

お申込みはこちら

Power Appsを使ったアプリの作り方

中村亮太さん(Microsoft MVP for Business Applications)によるPower Appsのセッションです。

Power Appsとはノーコードでアプリケーションを作成出来るサービスです。実際に作成されたアプリケーションを紹介しつつ、アプリケーションを作る上でのポイントをお話いただきました。何のアプリケーションを作成するかは、紙で収集・管理しているデータで電子化したいものという観点で考えると良いそうです。即興でTwitter投稿アプリケーションを作成するデモンストレーションでは、5分もかからずアプリケーションが完成し、あまりに速さ・簡単さに驚愕しました。

まとめ

Power Virtual Agents、Power Automate、Power BI、Power Appsはそれぞれでも十分に強力なサービスですが、これらを組み合わせてデータ連携することで、さらに大きな威力を発揮します。Power Platformがもたらすビジネスの変化に驚嘆しきりの5時間となりました。残念ながらイベントに参加出来なかった方は、発表スライドを見るだけでもPower Platformの威力を垣間見ることが出来ますので、ぜひご覧ください。

 

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