Peaceful Morning株式会社では効率的にRPAの開発スキルを獲得したい方に向けて、Power AutomateとUiPathの研修プログラムである「Robo Runnerスクール」を提供しています。
今回は、その受講者である碇健一郎様をお迎えし、Robo Runnerスクールの魅力や受講のコツなどについてお伺いしました。
効率的、実践的なRPA研修プログラムを探している方、Robo Runnerスクール受講を検討している方は是非ご覧ください。
目次
自己紹介
碇健一郎様
幼少期から高校卒業にかけて、合計9年間アメリカ・ミシガン州に滞在。その後、学習院大学経済学部経営学科に入学・卒業。新卒で機械系専門商社に営業職として入社。2021年11月に人材系ベンチャーに転職してからRPAの存在を知る。 現在は業務の傍ら、Power Automate Desktop(PAD)を活用してさまざま試行錯誤中。
Robo Runnerスクールを受講するきっかけを教えてください。
ーー当時の社内の現状とRPAを導入するきっかけを教えていただけますか。
碇様:弊社の業務は細々した手作業に溢れており、煩わしさがありました。それをRPAで自動化してしまえば業務が効率化できるのではないかと目をつけたのが始まりです。
RPAの導入を決めて実際にPeaceful Morningに相談させていただいたところ、弊社に適しているツールがPower Automate for Desktop(以下PAD)であるとわかりました。私は現在の会社で働き始めるまで「RPA」という言葉すらも知らなかったので、導入するにあたって同時にRobo Runnerスクールも受講することになりました。
実際にRobo Runnerスクールを利用して良かった点を教えてください。
ーー碇様にご契約いただいてから3ヶ月が経過しましたが、良かった点があれば教えてください。
碇様:自身のスケジュールに合わせて柔軟に受講できた点です。
既存の業務が1週間を通して忙しく、何かあればすぐに対応しなければいけなかったので平日の日中にRPAの学習に時間を割くことは難しい状態でした。なので業務終了後に取り組んでいたのですが、夜であっても質問できる体制が整っており、尚且つ回答も早くいただくことが出来たので不自由なく学習を進めることが出来ました。
また、同様の理由で週に1度のメンタリングを週末に行っていただいていたのですが、上手くモチベーション管理してくれる点も魅力的でした。担当サポーターの方が褒め上手で、平日疲れているけどもう少し頑張ろうという気持ちにさせてくれる指導方法でした。
ーー適任なサポーターに巡り合えるよう受講前に無料カウンセリングを丁寧に行っています。
ーー3ヶ月でどのような業務の自動化に取り組まれたのですか。
碇様:現在、株式会社VOLLECTに在籍しスカウト代行支援サービスを運営しているのですが、スカウトを送った人から返信が来ているのかチェックする業務の自動化に取り組みました。
具体的には「誰にスカウトを送ったのか」「候補者の前職は何か」「どういう企業、ポジションのスカウトを送ったか」「送信からどれだけ経過して返信が来たか」という項目をチェックするものです。まだ社内にリリースできていないのですが、今後もブラッシュアップを重ね、リリースを目指しています。
Robo Runnerスクール受講のコツ
ーー今後Robo Runnerスクールを利用する方に向けて、最大限活用するコツがあれば教えてください。
碇様:自動化したい業務を「細分化」「言語化」することですね。
業務の中の作業を洗い出し、どこまで自動化できそうなのか予め想像しておくとスムーズに受講内容と照らし合わせることが出来ます。「ここをクリックする」「ここの数値を変更する」といったようにかなり細かく言語化しておくといいですね。
図に起こすでも、文字で表すでもどちらでもいいのですが、少なくとも人に説明できるレベルにしておくと望ましいです。
ーーそうすることでどういった場面で活用が上手くいくのでしょうか。
碇様:自動化した既存業務を細かく担当サポーターに伝えられるので、認識のズレ無く指導を受けることが出来ます。既存業務を理解しているのはサポーターではなく受講者なので、「何をしたいか」を明確にしておくのは受講者にとって重要です。
逆に、受講者はPADで実現できる範囲に関しては知識がないので、「自動化する範囲」まで決めておく必要は無く、サポーターとの対話やアドバイスの中で定めていけば問題ありません。
ーー週に1度のオンライン面談(メンタリング)はどの様に活用されていましたか。
碇様:前述した通り週末に短期集中で学習を進めていたので、オンライン面談前にまとめて2時間ほどPADを触り、そこで出た疑問を解消する場として活用していました。目標に向けてのマイルストーンを担当サポーターが設定してくれていたので、前回からの進捗確認もこの場で行っていました。
Robo Runnerスクールを一言で表すと
ーー受講を考えている方に向けてRobo Runnerスクールを簡潔に表現していただけますか。
碇様:そうですね。「並走しながら背中を押してくれる存在」ですかね。
私の中で「スクール」や「学校」というと一方的に知識を伝える形式を思い浮かべるのですが、Robo Runnerスクールはそれと異なり、相談した内容を起点として同じ目線で学習を進めてくれます。そのため、教わる側と教える側に距離を感じることがありませんでした。
1つのロボットを作り上げるというゴールに向かって、ペースメーカーの様に自分を導いてくれる存在です。
ーーありがとうございます。サービスの特徴としてもただ知識だけを身につけてもらうのではなく、作りたいものを作れる状態に持っていくことを目指しているので有難いお言葉です。
Robo Runnerスクールを卒業した後の予定や目標を教えてください。
ーー最後に、リリースを目指して現在開発を進めているとのことでしたが、他にも今後成し遂げたいことなどありましたら教えてください。
碇様:実は、社内の既存業務の中で自動化したいと考えているものは他にも多くあります。
多くあるというよりも、スクールを通じてRPAに触れるうちに、自動化、効率化できそうな業務が見えてきた、という方が正しいかも知れません。
私は専任のエンジニアとしてRPAの開発や業務改善に取り組んでいる訳ではないので、時間をいかに確保するかが課題になると思いますが、今後は現場担当者ならではの視点として「どの業務を自動化すれば効果が大きいのか」に着目して業務改善を進めていけたらと思います。
ーー将来重宝されるのは碇様が目指されているような現場目線で開発ができる人材だと私も思います。今後の社内における碇様のご活躍に期待しております。
Robo Runnerスクールのご紹介
いかがだったでしょうか。碇様は既存業務が忙しい中でも、Robo Runnerスクールの柔軟な学習形態を活用することで、両立しながら開発を進めている姿が印象的でした。今後は「業務」にも「IT(RPA)」にも精通された現場担当者とIT部門の両立者として社内の業務改善を牽引されていくのではないでしょうか。
Robo Runnerスクールでは、Power AutomateとUiPathの研修サービスをご用意しています。経験豊富なエンジニアが担当サポーターとして学習計画や学習方法を設定し、週に1度のオンライン面談が学習リズムを整えます。
碇様が評価されていたように、既存業務やスケジュール、目指す成果物と相談しながら学習スケジュールを組むことができるので効率的に学習を進めることができます。
無料相談を受け付けておりますので、是非ご気軽にお問合せください。
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