政府が重きを置いている政策のひとつである「働き方改革」。その働き方改革に欠かせないツールと言われているのが「RPA」です。実際にいち早くRPAを導入した企業は、従業員のワークライフバランスを実現し、それに魅力を感じた優秀な人材をも獲得しているのです(優秀な人材こそ働きやすい環境の会社を求めるのは当たり前ですよね)。
今回はそんなRPAのツールの中で、「RPAってなんの略だろう…」と密かに思っている専門知識に自信のない方にお勧めしたい、ソフトバンク株式会社が提供するSynchRoidの魅力や、価格について詳しく解説します!
目次
SynchRoid(シンクロイド)とは?
こちらでは、まずSynchRoidの基本的な概要について説明します。SynchRoidは、ソフトバンク株式会社(以下:ソフトバンク)が提供するRPAツールです。「携帯電話の会社じゃないの?」と思われる方も多いでしょうが、実はロボットに関する事業にも力を入れています。
国内のRPAのリーディングカンパニーであるRPAホールディングスと共同開発したこのツールは、RPAテクノロジーズ株式会社が提供する「BizRobo!(ビズロボ)」をベースに開発され、ユーザに優しい手軽なRPAをコンセプトとしています。そのため、SynchRoidは現場の方たちが扱いやすいような工夫がなされており、サポートも充実しているという魅力があります。詳しくは下記で述べていきます。
SynchRoidの特徴と魅力
数多くあるRPAツールの中で、なぜSynchRoidが選ばれるのでしょうか。それにはある3つの魅力があるからです。
ソフトバンク社内で導入したノウハウを生かしたサポート
ソフトバンクでは実際に社内でRPAを活用しています。その結果、43部門の業務を洗い出し、なんと4,000人分の社内業務を自動化することに成功しています。だからこそ実際にRPA導入することにおいて、効果のあったeラーニングや検定試験、ワークショップ形式の研修などの多様なサービスを提供できるのです。
そのような「ユーザー目線」のSynchRoidは、小売り業、製造業、サービス業をはじめ、多くの業種への導入を実現しているのです。SynchRoidは、初めてRPAを導入するため不安要素が多い、と悩む企業の方におすすめです。
詳しい知識がなくても使いこなせる
SynchRoidは、誰もが直観的に分かる操作が可能であるという特徴があります。そのため、ITの知識に自信がない部門の方でもロボット開発ができます。ユーザーに優しいRPAをコンセプトにしているだけあり、プログラミングの詳しい知識がなくても、業務フローを作成したり、ロボットの動作を確認しながら開発ができます。
プログラミングの知識に自信のない現場の方でも簡単に業務の自動化や実行が可能です。(複雑なロボットを開発する場合にはプログラミングの知識が必要となる点は注意が必要です。)RPAの内製化を進めたい、現場の方に主体的にロボットを作成していって欲しいと感じている企業の方におすすめです。
ニーズに合わせて選べる契約体系
SynchRoidには「ライトパック」と「ベーシックパック」の2つの契約体系があります。RPAを導入したいと考えている方の用途に合わせて契約体系を選べるのです。
ライトパックは、簡単にRPAを体験できる契約体系「RPAを導入したことがないから、一度試して効果を検証したい」「実際に触ってみて、どのように使うかを検討したい」という方におすすめです。RPAを本格的に導入したいと考える方には「ベーシックパック」がおすすめです。詳しくは後述します。
SynchRoidの導入事例と効果
ここでは、実際にを導入して効果を得た、事例を紹介していきます。
マレリ株式会社
(埼玉県さいたま市北区日進町2丁目1917番地)
自動車の部品メーカーであるマレリ株式会社。生産性を上げたい、そして社員の働き方改革のため業務を自動化したいと考えていました。しかし、現場で活用したいから、操作が難しくないものが良い…。そこで選ばれたのがSynchRoidです。
導入した結果、誰もが直感的に分かる操作方法、そしてソフトバンクのRPA 担当者による技術サポートにより、現場の社員も開発スキルを習得できました。現在では社内に40〜50体のロボットが稼働しており、導入してからおよそ1年で年間約8,000時間もの業務時間を削減することに成功しました。
足立区
(足立区中央本町一丁目17番1号)
東京都足立区は総務省の「業務改革モデルプロジェクト」に参加し、RPAの活用により様々な申請書類処理の自動化ができるのかを実験しました。自動化されたものは、区民税の申告や転居届、職員の通勤届の処理などです。
RPAに詳しい職員がいないという不安はありましたが、それは杞憂でした。ソフトバンクが担当部署へのヒアリングから業務内容の見える化、ロボット開発、導入した後の総務省への報告書作成まで全面的にサポートし、その結果6つの業務でおよそ1,400時間の削減を1年間で実現しました。
SynchRoidの価格
こちらでは、気になるSynchRoidのライセンス価格についてご紹介します。SynchRoidには、サーバ不要で小規模導入が可能な「ライトパック」と、大規模導入に最適な「ベーシックパック」の2種類があります。
ライトパック
サーバ不要でスモールスタートにおすすめの「ライトパック」は1ライセンスで1開発の利用ができます。利用する時間帯をずらすと、何人でも、多くの場所で利用する事が可能になります。インストールできる台数に制限がないのも魅力です。
価格:90万円 / 年 (税別)
ベーシックパック
大規模導入に最適な「ベーシックパック」は1ライセンスで10人まで同時にアクセスができます。こちらもインストールできる台数に制限はありません。サーバー環境であれば、何台でもロボットが同時稼働できる上に、バックグラウンド処理や、リモートワーク環境でも動作します。
価格:60万円 / 月 (税別)
参考:ライセンス紹介 | SynchRoidポータル|ソフトバンク
無料トライアルについて
SynchRoidの基本的な概要や特徴、価格についてはご理解いただけましたでしょうか。しかし、RPAの本当の魅力や価値は使ってみなくては分かりません。「RPAが本当に自分の仕事に活用できるのだろうか」と不安に思われる方に向けて、SynchRoidは30日間の無料トライアルを実施しています。
さらにSynchRoidの無料トライアルの特徴として、初心者の方でもロボット開発の操作を学べる「スタートアップマニュアル」や専用のサポートサイト「SynchRoidポータル」も30日間無料で利用することができます。そのため実際に、自社の業務に効果があるのかを無料期間中にしっかりと検証することができるでしょう。SynchRoidをご検討中の方はまずは、無料トライアルから初めてみるのはいかがでしょうか。
詳しくはこちらから↓
参考:SoftBank SynchRoid公式サイト
RPAツール選びでお困りの方に
RPAを導入したいけどツールの価格がネット上に出てこなくてよくわからない。RPAツールやRPAツールを扱う代理店が多すぎて何をどこの代理店から買ったら良いかわからない。といった悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?ツール選定する軸には様々な見方があり、それらを考慮して、50種類以上のRPAツールの中から自社に合ったRPAツールを比較するのは非常に難しいです。
そのような悩みをかかえる企業の担当者様にむけて、RPA専門メディア「RPA HACK」では、専任のコンシェルジュがお客様の要望(予算、RPAツールを使う方のレベル、自動化したい業務・アプリケーション等)にあったRPAツールを複数種類選定し、それらのツールを扱う良質な代理店をマッチングする「RPA HACKミツモリ」を行っています。
マッチした会社の説明を聞き、見積を取っていただくことで短期間で効率的に比較検討が可能になります。「RPA HACKミツモリ」に問い合わせて自社にあったRPAを見つけましょう!
スモールスタートにおすすめなSynchRoid
いかがでしたでしょうか。今回はSynchRoidについて概要から特徴、価格まで詳しく解説しました。サーバーなどを準備が不要で限定的に、気軽に始められるという魅力があるSynchRoid。
初めてRPAを導入する企業にはおすすめのツールです。無料トライアルも実施しておりますので、気になった方はぜひSynchRoidのホームページからお問い合わせください。
SynchRoidの公式サイト・お問い合わせはこちら↓
SynchRoid公式サイトーソフトバンク株式会社
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